ヤフーより「Yahoo!検索大賞2018」の中間発表が行われ、2018年上半期の国民的な注目キーワードが明らかに。声優部門では「小林由美子」「久川綾」「古谷徹」、アニメ部門では『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『七つの大罪 戒めの復活』『ポプテピピック』がトップ3に入った。
「Yahoo!検索大賞」とは、ヤフーが提供する「Yahoo!検索」のデータをもとに毎年12月に発表されている、前年と比べ検索数が最も急上昇した人物、作品、製品などを表彰するもの。今回の中間発表では2018年1月1日~6月30日を対象期間として、各部門の上位3キーワードが五十音順で公表された。
声優部門で急上昇していたのは、「小林由美子」「久川綾」「古谷徹」の3名だ。
小林は『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけ役の新任となったことから大きな話題となり、『鬼灯の冷徹』のシロ役など過去の代表作についても関心を集めていた。
久川は2017年11月に亡くなった鶴ひろみの後任として、『ドラゴンボール』シリーズのブルマ役を務めたことがきっかけ。古谷は劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』において、女性を中心に熱狂的な支持を集める登場人物・安室透役を担当したことが一因となったよう。
アニメ部門では、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『七つの大罪 戒めの復活』『ポプテピピック』が注目されていた。
謎の生命体「叫竜」と戦う少年少女の群像劇を描いたロボットアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』は、多くの伏線をはらんだ展開から感想についての検索数も上昇している。
『七つの大罪 戒めの復活』は伝説の逆賊「七つの大罪」の活躍を描く冒険ファンタジーアニメの第2期タイトルで、8月には『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の公開も控えていることから関心が集中。独特のテイストでナンセンスギャグが繰り広げられる『ポプテピピック』は、声優を替えて同じ話を前後半で放送する革新的な手法などで世間を驚かせた。
なお「Yahoo!検索大賞2018」は、2018年1月1日~11月1日を対象期間として集計のうえ、2018年12月5日に発表予定。声優部門&アニメ部門に動きはあるのか、下半期の流行にも期待となりそうだ。