MotoGP第10戦チェコGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング9位)
前半戦9戦中、1周目に転倒リタイアに終わったフランスGPを除く全戦でポイントを獲得、アメリカズGP、スペインGPで3位表彰台を獲得し、ランキング9位につけるイアンノーネ。
ブルノでは125時代の2009年に3位、Moto2時代の2010年に3位、2011年にはマルケスとブラドルに競り勝ち優勝を飾っている。MotoGPクラスでは2013年に9位、2014年に5位、2015年に4位、2016年に8位に入賞。昨年はフラッグ・トゥ・フラッグのピットインの際にアレイシ・エスパルガロに進路を塞がれてピットロードで転倒、すぐにマシンを乗り換えてコースインしたものの、19位に終わった。
「サマーブレイクの後、リラックスしているし、十分にトレーニングもできた。レースに向けた準備を続けていたので、いいフィーリングがある」
「ブルノは好きなコース。いい思い出があるし、コースレイアウトはエキサイティングだ。今年はどのコースでも積極的にアプローチできるテクニカルパッケージがあり、不安がない」
「シーズン後半をいい形でスタートしたいと思っているし、さらに改善する方法を知りたいと思う。まだまだやれると思うし、大きな可能性がある。残り10戦、いい結果が出ることを望んでいる」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング11位)
オランダGPでMotoGPクラスベストリザルトの2位に入賞、続くドイツGPではスタート直後に巻き込まれて転倒しリタイアに終わったリンス。9戦中5回のノーポイントが響き、ランキング11位に止まる。
ブルノではMoto2時代の2015年に3位、2016年に2位表彰台を獲得した経験があり、Moto3時代の2013年にはポールポジションを獲得している。MotoGPクラス1年目の昨年は、13番グリッドからスタートし、11位に入賞した。
「ブルノはとてもおもしろいコース。去年のチェコGPはとても興味深かったことを覚えている。今年はもっといい状態で臨めるので、いいレースになることを願っている」