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MotoGP:今シーズン初勝利を目指すロッシ「もう一度レースに集中する必要がある」

2018年08月02日 15:01  AUTOSPORT web

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バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP
MotoGP第10戦チェコGPを前に、モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが意気込みを語った。

■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング2位)
 前戦ドイツGPで今シーズンベストとなる2位に入賞し、ランキング2位でマルケスを追うロッシ。ブルノはロッシにとって、1996年の125クラス時代にグランプリ初優勝を飾ったコース。

 1997年に125クラスで初の世界チャンピオンを獲得したのもブルノだった。250クラス時代の1999年にも1勝を記録。最高峰クラスにステップアップした後は、500クラス時代の2001年、MotoGPクラスでは2003年、2005年、2008年、2009年に優勝している。過去5年では2013年に4位、2014年に3位、2015年に3位、2016年に2位、昨年は4位と常に上位に入賞するなど、ロッシが得意とするコースのひとつだ。

「もっと長い休みが必要だ! みんながこう言っているが、そういうものだろう。1週間休んだがもう少し時間があればもっと楽しめたと思う」

「でも、今はもう一度、レースに集中する必要がある。ブルノはすばらしいコース。去年は速かったが、MotoGPではどうなるのかわからない。僕たちは今年、何が起こるのかを見なければならない」

「レース後の月曜日のテストも重要だ。特に、チェコ、オーストリアと2週連続のレースになるので、忙しくなるだろう。チャンピオンシップとヤマハにとって、チェコとオーストリアでいいレースをすることが重要だ。今シーズン初勝利をめざしたい」

■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング3位)
 前半9戦全戦で完走、全戦でポイントを獲得しているビニャーレス。優勝こそないものの、2位1回、3位2回入賞でランキング3位につけ、チャンピオンシップ争いに加わっている。

 ブルノではMoto3時代の2012年にポールポジションを獲得。2013年には2位入賞している。MotoGPクラスでは1年目の2015年がリタイア、2016年が9位、ヤマハに移籍した昨年は3位表彰台を獲得している。

「サマーブレイクを楽しんだ。シーズン中盤にひと息ついて、後半戦に向けて十分な強さを持って臨むことが必要だ」

「ここからはミスできない。ブルノとオーストリアは好きなコース。ドイツGPのように強く、表彰台を争えるように準備を整えている。もう一度チームと共に前進するためにのチャンスを逃したくない」

「マシンはアッセンとザクセンリンクでうまく機能し、フィーリングがよかった。正しい方向に進んでおり、あきらめず仕事を続け、戦い続けなければならない」

「サマーブレイクはリラックスできたが、十分ではなかった。集中し、トレーニングに取り組んだ。昨年のブルノと比べると、マシンはよくなっていると思うので、今週末に向けていいフィーリングがある」