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MotoGP:最高峰クラス100戦目のマルケス「ベストな戦略を理解しプランを立てる必要がある」

2018年08月02日 14:21  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム
MotoGP第10戦チェコGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
 ドイツGPまでの9戦で5勝を記録、ランキング2位のロッシに46ポイント差をつけてチャンピオンシップをリードするマルケス。チェコGPはMotoGPクラス参戦100戦目となる。マルケスは前戦ドイツGPまでの99戦中、40勝、表彰台70回、ポールポジション48回、決勝中のファステストラップ42回と驚異的な記録を樹立している。

 ブルノでは2013年と2017年に優勝、2015年に2位、2016年に3位に入賞。唯一表彰台を逃した2014年は4位、2014年と2016年にはポールポジションを獲得している相性のいいコース。7月上旬にはプライベートテストを行っている。

「ブルノではいいテストができたし、ここ2戦、オランダでは激しい競り合いに勝ち、ドイツでは戦略的に勝つことができたので、自信を持ってブルノに臨むことができる」

「シーズン終盤の残り10戦は非常に長く、簡単ではないが、数日間のバケーションを楽しみ、充電し、備えることができた。ライバルたちもあらゆるコースや状況で速いので、毎レース、ベストな戦略を理解し、プランを立てる必要がある」

「僕らはチームとHRCのエンジニアと共にいい仕事をしており、それを継続しないとらならない。ブルノの段階ではチャンピオンシップのアドバンテージは考えず、シーズンスタートのゼロポイントからのスタートと同じように考える。日曜日の目標は優勝だが、状況が許さなければ、ベストな結果をめざす」

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング12位)
 ドイツGPで今シーズン限りの引退を発表したペドロサ。ここまでの9戦でベストリザルトが5位と、今シーズンはまだ表彰台に立てていない。

 ブルノはMotoGPクラスでは2012年と2014年に2勝、250クラス時代の2005年に1勝、125クラス時代の2003年に1勝しているコース。昨年はマルケスに続いて2位に入賞、ホンダとしてワン・ツーフィニッシュを飾ったコースであり、今シーズン初表彰台の期待が高い。

「サマーブレイク中は数日だが、休むことができた。好きなコースのひとつであるブルノに臨むので、もう少し速く走れることを願っている。そのためにも、これまで抱えていた問題を解消し、マシンのフィーリングとセットアップを改善しなければならない」

「現時点では特に中速コーナーとコーナー立ち上がりで十分に速く走れていないので、おもにコーナリングの問題を改善する必要がある」