10月からTOKYO MXほかで放送されるテレビアニメ『からくりサーカス』に出演する声優陣が発表された。
1997年から2006年まで『週刊少年サンデー』で連載された藤田和日郎の漫画『からくりサーカス』は、大企業の御曹司・才賀勝と、奇病「ゾナハ病」に冒された青年・加藤鳴海、懸糸傀儡「あるるかん」を操る人形使い・才賀しろがねが織り成す運命と戦いを描いた作品。アニメ版の監督は西村聡が務める。シリーズ構成は藤田と井上敏樹、キャラクターデザインは吉松孝博、アニメーション制作はスタジオヴォルン、音楽は林ゆうきが担当。
今回出演が発表されたのは、莫大な遺産を相続した勝役の植田千尋、困っている人を放っておけない鳴海役の小山力也、勝の祖父との約束により、勝を守ることを第1に行動しているしろがね役の林原めぐみ、殺し屋・阿紫花英良役の櫻井孝宏、「200体人形破壊者」の異名を持つ伝説のしろがねギイ・クリストフ・レッシュ役の佐々木望の5人。
植田千尋は「大迫力のアクションシーン、数々の名場面がアニメーション化するという事に、私自身も楽しみで仕方がありません!人を愛するという事、生きることの大切さ。とにかくたくさんの『想い』を感じることのできる作品です」とコメント。
また小山力也は「スタッフ、共演者、ベストチームです!!2018年、ジャパニメーション・チャンピオンズリーグの覇権は渡さねえ!!守りきってみせる!!」、林原めぐみは「生みの親の先生、読者のみなさん、新しくアニメから入る方々の脳内に響く世界を超えるべく、『チームからくり』一丸となって頑張ります。期待してください。心してかからないと魂喰われてしまう!!」とそれぞれコメントを寄せている。
あわせて第1弾キービジュアル、第1弾PVが公開。また『からくりサーカス』公式Twitterでは8月8日までキャストサイン入り番宣ポスターが抽選で5人に当たるキャンペーンを実施している。さらに9月18日ごろには原作漫画『からくりサーカス 完全版』の第1巻と第2巻の刊行を予定している。
■植田千尋のコメント
・才賀勝というキャラクターについて
内向的で泣き虫で、人の顔色ばかり窺っている勝の姿をみて、最初は「本当に主人公なのか…?」と思ってしまったのですが、物語が進んでいくにつれて様々な試練を乗り越え、成長していく姿は本当に鳥肌が立つ程カッコいいです!!
・視聴者へのメッセージ
大迫力のアクションシーン、数々の名場面がアニメーション化するという事に、私自身も楽しみで仕方がありません!
人を愛するという事、生きることの大切さ。とにかくたくさんの「想い」を感じることのできる作品です。
是非、アニメ「からくりサーカス」をよろしくお願い致します!
■小山力也のコメント
・加藤鳴海というキャラクターについて
人生真実一路。係わったからにゃあ放っとけねえ。太く熱く飛ばすしかねえ。絶対に守りきる。守りきってみせる。人の痛みが解る。人の苦しみが解る。だからこそ人の喜びが自分の喜びになる。自分のためだ。自分のためなんだよ。だから絶対に負けねえ。
俺には目的があるんだ。人生には目的があるんだ。だから守りきるんだ!!
・視聴者へのメッセージ
皆様、楽しみにしてくださっていますか!?藤田先生がね、本当に楽しみにしてくださっています。初回のアフレコに駆け付けてくださいました。強く強く握手してくださいました。スタッフ、共演者、ベストチームです!!2018年、ジャパニメーション・チャンピオンズリーグの覇権は渡さねえ!!守りきってみせる!!
■林原めぐみのコメント
・才賀しろがねというキャラクターについて
原作をお読みの方はともかく、あえて読んでいない方にネタバレになるといけないので、多くは語れませんが、女子高生として学校に通うシーンもある「しろがね」笑
話が進むにつれて、今この時期、私にご依頼を頂いた意味が解りました。見た目は子供、頭脳は大人ならぬ、あれこれは、まだ秘密!ちなみに今年3月に出した自身のアルバムではジャケットで私はまさかの銀髪になっています。これも何かのご縁ですかね。
・視聴者へのメッセージ
原作者であられる、藤田和日郎先生からのご依頼と聞き、身が引き締まる思いです。
「うしおととら」で白面の者を演じたご縁かな…と勝手に思っています。
私の声の中に「埋まらない、何かかけている部分を感じた」と言って下さいました。
その埋まらない部分が上手く「しろがね」に生かされれば良いなと思っています。また、1話のアフレコ時には、全員に、原作とはまた別と思って伸び伸び演じてくださいと激励してくださいました。生みの親の先生、読者のみなさん、新しくアニメから入る方々の脳内に響く世界を超えるべく、「チームからくり」一丸となって頑張ります。期待してください。心してかからないと魂喰われてしまう!!
■櫻井孝宏のコメント
・阿紫花英良というキャラクターについて
「名前、なんて読むんだろう」からのスタートでした。
こういう風体のキャラクターは好きです。すらりとした爬虫類系の姿形、曲者然とした表情、独特な言い回し……堪らないです。
・視聴者へのメッセージ
素晴らしい役をいただきました。自分にとってはチャレンジとなるキャラクターです。精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。
■佐々木望のコメント
・ギイ・クリストフ・レッシュというキャラクターについて
ギイはとても重要な役割をもつ、ユニークでカッコいいキャラクターで憧れます。
アニメでどんな風に描かれるのか、そして自分がそれをどんな風に演じるのか、自分でも楽しみにしています。
・視聴者へのメッセージ
また藤田先生の作品に出演できることが大変嬉しく光栄です。
からくり人形の動きがどんな風に演出され映像化されるのかもとても楽しみです。
皆さまぜひご期待ください!
■西村聡監督のコメント
・『からくりサーカス』という作品の第一印象
王道と挑戦が入り混じった魅力的な作品。
・視聴者へのメッセージ
藤田和日郎作品を連続で監督することになりました。
「うしおととら」同様、毎回剛速球をド真ん中に投げ続けたいと思います。
■井上敏樹のコメント
・『からくりサーカス』という作品の第一印象
人間の持つ美と醜悪さを極限まで描いた強烈な作品。そして最後は人間讃歌になっているところが素晴らしい。
・視聴者へのメッセージ
藤田先生の世界観を損なわずにテレビ用にアレンジした点にご注目ください。
■吉松孝博のコメント
・『からくりサーカス』という作品の第一印象
最初読んだ時、エレオノールの美しさにすっかりやられてしまいました。
ページをめくるたび、エレオノールの表情やしぐさにドキッとしてしまいます。
藤田先生、彼女を生んで頂きましてありがとうございます。
・視聴者へのメッセージ
藤田先生が描く絵はオリジナリティがとても高いので、はたして自分で大丈夫かと不安でした。
でも今では、からくりサーカスのキャラクターを描ける事が楽しくてしかたありません。
早く映像で彼らが動き廻る姿を皆さんと楽しみたいと思っています。
・■林ゆうきのコメント
『からくりサーカス』という作品の第一印象
小学生の頃に「うしおととら」に出会い、藤田先生の世界観に心を鷲掴みにされました。
「からくりサーカス」が始まった時も、どんな世界へ連れて行ってくれるのだろうと
旅行前のワクワク気分にさせてもらいました。
コミックスを買いに本屋に行くのがいつも楽しみでなりませんでした。
大人になりました、僕は作曲家になりました。映画やドラマ、アニメの音楽を作ることが仕事になりました。
「からくりサーカス」の音楽をやって欲しいという依頼を頂きました。
なんと・・・なんという・・・うっひょうおおう!!、や、やったぁぁぁぁぁああああああああ~~~!!!!!!
・視聴者へのメッセージ
夢はいつか必ず叶う!