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V6 三宅健の視点で語る“平成30年間メドレー”の裏側 亀梨和也×岡田准一、King & Princeにも言及

2018年08月01日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 V6の三宅健がパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)の7月30日放送回で、7月7日にオンエアされた『THE MUSIC DAY 伝えたい歌』(日本テレビ系)を振り返った。V6、嵐、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWEST、King & Princeとジャニーズメンバーが披露した「平成30年間メドレー」。三宅は、丸山隆平、小山慶一郎、濵田崇裕、松島聡と共にKis-My-Ft2の「Everybody Go」を歌ったのだが、「5人で円になってずっと練習してたんですけど、丸山は本番最高の笑顔で歌い始めて、最高のキメ顔してたらイントロの入りを間違えちゃうし、僕も途中で“掴め”ってところを2回くらい“掴め掴め” みたいなことになっちゃったりとかして(笑)。いやー、 人様の曲をやるって緊張するんだよ」と裏話を明かして、リスナーを喜ばせた。


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 また、男闘呼組の「TIME ZONE」で亀梨和也と岡田准一が繰り広げた、あのアドリブにも言及する。「リハーサルで亀梨(和也)がみんな座って歌うところで1人だけ寝そべってセクシーな感じで歌ってたの。それを楽屋のモニターで見てたわけ、そしたら岡田が本番になったら絡みだして胸まさぐってシャツ、バーンとかってはだけさせて。もうカオスだね、面白かったね(笑)。亀梨の胸元はだけさせてからの、振り返りドヤ顔! アイツは何をしたいんだろうね、本当に」と、ふだんは同じステージでパフォーマンスを披露するメンバーの驚きの行動を、視聴者と同じ目線で楽しんだようだ。


 そして、あらためて「こういうシャッフルメドレーで、ジャニーズだからできることだよね」と、歴史の重みをしみじみと語る三宅。かつて合宿所で、井ノ原快彦が昔のビデオを引っ張り出して男闘呼組の名曲を教えてもらった思い出にも触れ、「今の若者たちが、こういう番組を通して知るっていうのは、すごい良いことだなって思います」と話した。


 そんなジャニーズの伝統を感じさせるメドレーのなかで「一番良かった」と話したのが、今年5月にデビューしたKing & Princeの「シンデレラガール」だ。岸優太が緊張で顔の表情が固くなっていたことを気にかけた三宅は、スタンバイしている岸のもとへ駆け寄って「 ちゃんと笑って歌えよ、こわばってるから、笑って歌うんだぞ」とエールを贈ったという。「変な親心みたいなやつ出てきちゃって。頑張れ、いけ、 頑張るんだ! 羽ばたけ!」と応援しながらモニタリングし、最後の最後で笑った岸を見て「良かったな」と安心したそう。「またこれでひとつ新しい時代が始まるんだ、 みたいなこと思ったもん」と、感慨深かった様子。自らを「一世代終えた人たち」と言うが、そんな三宅も今年タッキー&翼の滝沢秀明と“KEN☆Tacky” としてデビューしたばかり。


 7月23日には滝沢がゲスト出演し、『KEN☆Tackyのラヂオ』をオンエア。 デビュー時ならではの慌ただしさを懐かしみつつ、三宅の誕生日である7月2日に2時間半1回も座ることなくストイックに踊り続けたことを「面白かったね」と振り返った。 話が盛り上がるにつれて、「なんか甘い言葉とか言ったほうがいいんじゃない?」と、ふたりの中にあるアイドルマインドが呼び覚まされたようで、 三宅が「“早く寝ろよ”だろ」と振ると、滝沢は渋い声で「早く寝ろよ」と応える。「“こっち来いよ”って」(三宅)、「こっち来いよ」(滝沢)、「“もっとこっち来いよ”」(三宅)、 「もっとこっち来いよ」(滝沢)と、 ベテランの滝沢は三宅の投げた球を完璧に打ち返す。そのやりとりに三宅は「はー、面白い!」と大喜び。ところが、ストイックな三宅&滝沢のセクシーボイスは、千本ノック状態になり、エンディングでは納得のいく「おやすみ」を言わせるまでなかなか終わらなかった。


 同じ2018年デビューのKing & Princeがファンを“ティアラ”と呼ぶのに対抗して、 KEN☆Tackyは“Ms.ビスケット”と命名された。イメージカラーの赤に寄せて“レッドホットチキン”という案もあったが、「“レッドホットチキンのみんな!” って長い」とファンに呼びかけるシーンを想像して不採用に。そして「みんながビスケットで、KEN☆Tackeyがハチミツみたいな感じで」と“おいしい関係”にかけたネーミングだという。この一捻りがあるのも、長年アイドルとして活躍してきたプロの視点が垣間見える。KEN☆Tackyの今後の活動は未定だが、Ms.ビスケットの声によってさらに広がりを見せる可能性もありそうだ。経験と実績を誇るフレッシュなアイドルユニットが、今後も大きく羽ばたく姿を見届けていきたいものだ。(佐藤結衣)