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【ブログ】2013年のスーパーGTぶりに見るファンネルに興奮/鈴鹿8耐現地情報2回目

2018年07月31日 21:01  AUTOSPORT web

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2018年も大いに盛り上がりを見せた日本最大のバイクレース、鈴鹿8時間耐久ロードレース。そんな鈴鹿8耐で気になる情報をメカ、ハコ車&スポーツカーマニアの“ヘンタイ”カメラマン、鈴木紳平がお届けします。

第2回は“燃焼系関連部品編”と何ともマニアックなパーツにググッと迫ります。最後にはバイクパーツじゃないところに迫った写真も。

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暑い日々が続いておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか?

“2018鈴鹿8耐”も終わりましたね。結果は皆様ご存じのとおりヤマハ4連覇となりました。各陣営、ライダー色々な想いが詰まった鈴鹿8耐となったことでしょう。

んが、当ブログではレース、ヒューマンドラマには一切触れず我が道突っ走りたいと思います。それでは“2018第41回鈴鹿8耐メカもの編Part2 燃焼系関連部品編”いってみましょう。

だいぶん適当な事を書いているかもしれませんが関係者の皆様どうかご容赦下さいますようお願い致します。

※写真はクリックすると大きく表示されます。



まずは前回の反省からいってみましょう。中盤までレースをリードした11号車カワサキ・チームグリーンのフレームです。

マフラーの4-2-1のようですね。



こちらは金曜日午後の予選で転倒を喫した12号車ヨシムラ・スズキMOTULの新品フレームです。



こちらも昨日ご紹介した12号車ヨシムラのラヂエーターの保護金網です。真ん中に“ヨシムラ”のロゴがあります。



ここからは各メーカーの細部を見ていきましょう。まずはフロントカウルの中から見ていきます。こちらは21号車ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム。カーボンパーツが多用されセンサーも少なめ。スッキリとしている印象です。



こちらは33号車レッドブル・ホンダwith日本郵便。もの凄い数のセンサーのコネクターが見えます。ホンダっぽいです。



同じホンダ勢でもこちらは5号車F.C.C TSRホンダ・フランス。微妙に違いがあります。



こちらは12号車ヨシムラ。



ではここからは撮影出来た範囲でコクピットのモニターを見ていきたいと思います。まずは12号車ヨシムラから。

どうやらここがスタート画面のようです。









確認出来ただけで4種類の画面があるようです。



こちらは22号車ホンダ・アジア・ドリームレーシング。CBRのロゴが見えます。



一方こちらは19号車KYBモリワキMOTULレーシングのメーターです。シンプルなレース仕様に見えます。

そして相変わらずカワサキを撮影し忘れた私。不公平感は否めませんが気を取り直して次にいきましょう。



続いてここからは燃料タンク周辺を見ていきたいと思います。ほとんどのチームが4輪レースでも使用される2口給油を使用していますが、ヤマハ勢、BMW勢などはポルシェGT3などが使用する1口給油装置を使用します。

お互いメリット・デメリットがあると思われますが、この辺は重量や給油スピード、給油率の正確性など各陣営の好みが分かれるところでしょう。



そのヤマハ勢ですがライダーが座るポジションの後ろにエアアウトレットが見えます。もしかするとタンク上部のスリットからフレッシュエアを取り込みタンク周りを冷却しながら後ろからエアを排出しているのかもしれません。



その給油装置ですがこんな形です。やはりここは各陣営“マッチョマン”が重い給油装置を担当します。



ではここからは各陣営の燃料タンクを見ていきましょう。まずは21号車ヤマハから。満タン率向上を図ったというヤマハの燃料タンク。



こちらは634号車ムサシRTハルクプロの燃料タンク。



同じホンダ勢でもこちら33号車レッドブル・ホンダは微妙に違います。



こちらは11号車カワサキ。各メーカー燃料を吸い出す部分が違うのが面白いです。燃料タンクの重さは単体で5キロ前後が通常のようです。



それではここらはちょっとだけファンネルとエアクリーナーを見ていきます。こちらは22号車ホンダ・アジア・ドリームレーシング。

久しぶりに見るファンネル(2013スーパーGT最終戦以来)に興奮を隠しきれません。



こちらは11号車カワサキのファンネル。ホンダ勢とはファンネル形状の配置が微妙に違うのが面白いです。



こちらは111号車ホンダ・エンデュランス・レーシングのファンネルとエアクリーナー。立体でスポンジ状なのが特徴的です。



こちらは12号車ヨシムラのエアクリーナー。この形状から察するにK&Nでしょうか。



ではここらはエキゾーストを見ていきます。まずは33号車レッドブル・ホンダから。美しい形状と溶接、焼き色です。チタン製でしょうか。

微妙に絞られているところ辺りがたまりません。4-2-1だと思われます。



一方こちらは5号車TSRホンダのエキゾーストです。全体の形状や材質、さらには集合の仕方まで違う感じがします。



こちらは2号車スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム。ホンダ勢と比べると若干太い感じがします。



同じスズキ勢でもこちらは12号車ヨシムラ。レゾネーターの装着が確認出来ます。



今回の鈴鹿8耐で私的に一番美しいと思った部品がこちら、ヤマハ勢のオイルパンです。アルミの削り出しと思われ、とにかく材質感、形状が美しい。お茶の間のテレビの上とかに飾りたくなります。



そんな事やっていたら“2018鈴鹿8耐”も終わりました。この後ろではSSTクラスの表彰、お疲れチャン表彰がしっぽりと行われています。



では最後はホンダお姉さんの素敵なお尻でお別れしたいと思います。

皆様最後までお付き合い頂き有難うございました。またどこかでお会いしましょう。