アニメ『銀魂』と佐賀県によるコラボ企画として、8月10日~9月17日にかけて「佐賀春プロジェクト」の開催が決定した。作品初の自治体プロデュースでは銀さんこと坂田銀時が“坂田P(プロデューサー)”となって、定春ならぬ“佐賀春”の等身大像の設置や周遊イベント「ミニ佐賀春をサガせ!」、温泉旅館コラボ、録り下ろしボイスのアナウンスなどで佐賀県を本気で盛り上げていく。
「佐賀春プロジェクト」は『銀魂』初の地方自治体PRということで、気合を入れた銀さんは神楽のペットで巨大犬のような見た目の宇宙生物“定春”に着目。佐賀県の名物であるムツゴロウや気球、有田焼いちご、おにぎりなどを身にまとわせ、佐賀県の公式ご当地キャラクター“佐賀春”に任命した。
プロジェクトには佐賀春のほかにも、PRに奮闘する万事屋メンバー、吉野ケ里遺跡にちなんで弥生時代の衣装を着た桂小太郎、呼子のイカの着ぐるみをかぶったエリザベスらが描き下ろしイラストで登場する。
イベント期間中は万事屋監修による、本気のコンテンツやコラボグッズ・メニューが展開していく。
まずJR佐賀駅の南側駅前広場には、公式ご当地キャラクターに就任した佐賀春の等身大像が設置。イベント初日の8月10日には佐賀県知事と佐賀駅長による除幕式が行われ、参加者には「佐賀春サンバイザー」がプレゼントされる。
周遊イベント「ミニ佐賀春をサガせ!」では、プロジェクトの全貌がわかるガイドマップをヒントに佐賀市内に隠された佐賀春ぬいぐるみを探しつつ観光が楽しめる。3つ以上見つけると、このイベントでも「佐賀春サンバイザー」の入手が可能だ。
佐賀市内、古湯・熊の川温泉郷の「扇屋」と「旅館大和屋」にはコラボ客室が誕生。キャラクタータペストリーなどで装飾された部屋を利用でき、宿泊者しかゲットできないオリジナル手ぬぐいも用意されるという。
「JR佐賀駅えきマチ1丁目佐賀」では銀さんの案内放送、「656広場(むつごろう広場)」では土方十四郎と沖田総悟による治安維持放送が行われるとのことで、佐賀でしか聞けない録り下ろしボイスとしてファン必聴となりそうだ。
そのほか「万事屋銀ちゃん佐賀出張所」が佐賀市歴史民俗館 旧牛島家に設置され、併設の「さが魂や」ではオリジナルグッズ販売も実施。佐賀市内の4つの飲食店では、オリジナルポストカード付きのコラボメニューも提供されることになった。
「佐賀春プロジェクト」は8月10日~9月17日の期間限定で開催予定。各コンテンツやメニュー・グッズの詳細については、プロジェクト公式サイトおよび坂田Pツイッターアカウントをチェックしてほしい。
佐賀県×銀魂「佐賀春プロジェクト」
開催期間:2018年8月10日(金)~9月17日(祝・月)
開催場所:佐賀市内
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