2018年F1第12戦ハンガリーGP決勝でザウバーのマーカス・エリクソンは15位、シャルル・ルクレールはリタイアを喫した。
■ザウバーF1チーム
■マーカス・エリクソン 決勝=15位
厳しいレースだった。1周目の接触でポジションを失い、フィールドの最後尾まで落ちてしまったんだ。そこからが本当に大変だった。何とか前のクルマを抜こうと試みたものの、このコースではオーバーテイクはとても難しいからだ。
レース序盤にバーチャルセーフティカーになった時、ピットに入ってミディアムタイヤに履き替えることにした。これはいい選択だったと思うし、実際にわずかながらもポジションを取り戻すことができた。
残念ながら、それ以上は無理だったけどね。全体としては、僕らにとって素晴らしいレースではなかった。しっかりと分析をして、次のレースに生かしたい。
今週は1日だけインシーズンテストに参加した後、夏休みを迎えることになる。休みの間にここまでのシーズンを振り返り、反省すべき点は反省して、もっと強くなって後半戦に臨みたい。
■シャルル・ルクレール 決勝=リタイア
夏休み前最後のレースを、こんな形で終えることになって残念だ。スタート直後に、他チームの2台に挟まれるような感じになってクルマにダメージを負い、その結果としてリタイアを強いられた。
だが、シーズンの前半戦は、概してポジティブなものだった。クルマは予想を上回る進歩を示し、僕も多くのことを学んで、ポイントも獲得できた。とりあえずは夏休みが楽しみだよ。少しリラックスすることと、後半戦に向けてのトレーニングに時間を使うつもりだ。