自動車や自転車、スケートボードが電動化されつつあるように、水上の乗り物にも電動化の“波”が押し寄せている。
今回紹介する「Manta 5」は電動の水上バイク。自転車のようにサドルにまたがってペダルをこぐ仕様になっているが、バッテリーがアシストしてくれるので水の上を難なく移動できる。・時速11~14キロManta 5は水中翼を備えていて、時速11~14キロで走行できる。自転車のようにペダルをこいで前進するが、内蔵する400ワットのモーターがバッテリーで作動してペダルこぎをサポートしてくれる。
なので、少々波のあるところでも、必死になってこがなくてもいいわけだ。ジェットスキーのようにスピードのスリルは味わえないが、自分のペースでペダルをこぎながら周りの風景などをゆっくり楽しむにはうってつけそうだ。・パーツに分解可Manta 5はカーボンファイバー製で、航空機並みの強度を持つとのこと。重さは22キロとそれなりにあるが、車から岸までといった短い距離の運搬なら難なくできそう。
しかもManta 5はパーツに分解して現場で組み立てることができるので、車のトランクに入れて運搬できる。
水上サイクリングという新しいウォータースポーツを提案するManta 5はニュージーランドで製造され、NZ以外への発送にも対応する。価格や送料などは2018年後半に明らかになる見込みだが、現在、予約や問い合わせをメールで受け付けている。発送は2019年始めを予定している。
Manta 5