前川知大(イキウメ)が演出、脚本を手掛ける舞台『ゲゲゲの先生へ』のビジュアルが公開された。
同作は、水木しげるの「世界観」をもとにしたオリジナルストーリーに、水木の短編作品のエピソードを織り込んだ作品。水木の人生観、世界や不思議との関わり方を、膨大な作品群とその登場人物、エッセイやインタビューで語られた言葉などから読み解き、新たな物語を編み上げるという。物語の舞台は平成60年の人口が激減した日本となり、廃村に1人で暮らす半分人間で半分妖怪の「半妖」の男が現実か夢かわからないほど長い間まどろんでいたところに、人間たちがやってくるというあらすじだ。
水木の作品『五円玉』の背景を用いたビジュアルには、ねずみ男をモチーフにした半妖・根津役の佐々木蔵之介を中心に、松雪泰子、白石加代子の姿が写し出されている。東京公演は10月8日から東京・池袋の東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。チケットの一般販売は8月4日からスタート。東京公演終了後には、長野、大阪、愛知、宮崎、福岡、新潟での公演を実施する。詳細は『ゲゲゲの先生へ』のオフィシャルサイトで確認しよう。