特集記事「ケンドリック・ラマー――USヒップホップ・キングの肖像」が、本日7月27日刊行の『ユリイカ2018年8月号』に掲載されている。
ヒップホップアーティスト初の『ピュリツァー賞』受賞や、都内各所に掲出された「黒塗り」広告などでも話題を集めるケンドリック・ラマー。7月28日には『FUJI ROCK FESTIVAL '18』2日目にヘッドライナーとして登場する。同特集ではその魅力に迫り、その音楽的土壌をなしたアメリカ社会の諸問題を検証している。
ケンドリック・ラマーへの未邦訳インタビュー「なにかを背負うということ――キングの始まり、ヒップホップの未来」をはじめ、高木“JET”晋一郎が聞き手を務めたSKY-HIへのインタビュー「越境するコンシャス――ケンドリック・ラマーのショーマンシップをめぐって」、大和田俊之、磯部涼、吉田雅史による鼎談「USヒップホップの交差する地平(インターセクション)」、柳樂光隆による記事「『To Pimp A Butterfly』にみるLAジャズのうねり」などを掲載している。
そのほかの執筆者には牛田悦正、小林雅明、塚田桂子、渡辺志保、新田啓子、FUNI、玉川千絵子、藤永康政、中村寛、矢倉喬士、Genaktion、矢野利裕、奧田翔、押野素子、アボかどらが名を連ねる。