8月4~5日のスーパーGT第5戦富士でシリーズ参戦100戦目を迎える石浦宏明 2018年、LEXUS TEAM ZENT CERUMOからスーパーGT500クラスに参戦している石浦宏明が8月4~5日に富士スピードウェイで行われる第5戦でシリーズ参戦100戦目を迎える。これを記念し、4日(土)予選日のピットウォーク中にセレモニーが行われる。
1981年生まれの石浦は2006年の第6戦鈴鹿1000kmに、スーパーGT300クラスを戦ったDHG ADVAN FORD GTの第3ドライバーとし初参戦。翌2007年に、TOY STORY apr MR-Sを駆りシリーズフル参戦を果たした。
石浦はGT300フル参戦初年度の2007年にシリーズチャンピオンを獲得すると、翌年はGT500へステップアップ。TOYOTA TEAM TSUCHIYAで1シーズンを過ごしたあと、2009年にLEXUS TEAM KRAFTに移籍し、第6戦鈴鹿でGT500初優勝を遂げた。
2011年にはLEXUS TEAM SARDへ移籍し2014年までチームに所属すると、2015年にLEXUS TEAM ZENT CERUMOへ加わって、立川祐路とコンビを結成した。2018年の第4戦タイ終了時点で石浦はGT500通算5勝。このうち2勝は立川とのコンビで挙げたものだ。
また、スーパーGTと並行してニュルブルクリンク24時間耐久レースなどにも参戦しているほか、全日本スーパーフォーミュラ選手権では2015年、2017年にシリーズチャンピオンを獲得。そのキャラクターからファンからの人気も高く、名実ともに日本を代表するドライバーのひとりとして活躍している。
そんな石浦が今季最長の500マイル(800キロ)で争われる2018年シーズン第5戦富士でスーパーGT参戦100戦を達成。そのお祝いが4日(土)12時から予定されているピットウォーク中に行われることになった。ファンならずとも要チェックだ。
石浦と“富士マイスター”立川擁するLEXUS TEAM ZENT CERUMOは「第5戦富士はLEXUS TEAM ZENT CERUMOにとってもホームコースであり、石浦選手も得意とするコースです。参戦100 戦を今季初勝利で祝い、チャンピオン争いを一歩リードすべく、チームは一丸となって臨みます」と意気込みを語っている。