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リカルド「16番手まで落ちながら4位でフィニッシュ。オーバーテイクを楽しめた」:F1ハンガリーGP日曜

2018年07月30日 13:12  AUTOSPORT web

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2018年F1第12戦ハンガリーGP ダニエル・リカルド(レッドブル)
2018年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは4位だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=4位
 クルマがとても良かったから、1周目のある時点では16位だったにもかかわらず、4位までポジションを上げることができた。最終的には、いい成績を残せたと思う。スタート直後はかなり混み合ったところにいて、左フロントタイヤをヒットされ、少し振動が出てしまったうえに、いくつかポジションも失った。ターン6では、(エステバン・)オコンがブレーキングを遅らせすぎてシケインをカットしながら、それから2周の間、僕の前に居座った。あれにはイラついたね。特にレース開始直後はみんなが接近しているから、わずかなことが大きなロスにつながる。

 その後、僕にはペースのアドバンテージがあったので、どんどん前に追いついて、オーバーテイクも次々と決められた。あれはちょっと楽しかったし、結果として順位も上がっていった。

 終盤にバルテリ(・ボッタス)とターン1で接触した件については、それ以前に彼がダメージを負ったことを知っていたから、それほど苦労せずに抜けるだろうと思っていた。ところが、誰が見ても分かるように、彼はあのコーナーで深く突っ込みすぎた。僕からは彼のクルマが死角に入っていたので、十分なスペースを残したつもりだったのに、結局ヒットされてしまったんだ。幸いなことに、スピンはしなかったけどね。たぶん彼はペナルティを科されると思ったけど、僕としては何とかしてコース上で彼を抜きたかった。そして、運良く最終ラップにオーバーテイクができた。

 今日のレースに満足している。フィニッシュできてポイントも獲れたし、自分の力を全て出し切った気がするよ。