2017-2018 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の決勝レースで2位表彰台を獲得した、Red Bull Honda with 日本郵便(高橋巧、中上貴晶、パトリック・ジェイコブセン組)が会見に登場。ホンダファクトリーとして10年ぶりの鈴鹿8耐を振り返った。
2位/Red Bull Honda with 日本郵便
高橋巧
「天候が安定せずに、スタート前に雨が降ってきたり大変なレースでした。ハイペースで、前との差をつけられずにバトンを渡したかったけれど、今は悔しさしかありません。何を言っていいか分からないほどです」
「自分は3時間しか走らず、あとはふたりに任せるレースでした。ふたりには、自分が造った未完成で乗りづらいバイクで頑張ってもらいました。来年も、もし走れるチャンスがあるなら、もっといいマシンを造り、万全の準備をして臨みたいです」
中上貴晶
「3人でベストを尽くしましたが、2位では負けなので、悔しい気持ちの方が強いです。昨年の鈴鹿8耐では自分が転倒したので、今年はリベンジの気持ちもありました。そのなかで3人がベストを尽くせたのはよかったと思います」
「来年もチャンスがあれば、打倒ヤマハで戦いたいです。今年はHRCが10年ぶりに復活し、とてもいいことだと思うので、来年はチャンスを生かしたいです」
パトリック・ジェイコブセン
「難しい一日だった。僕はウエットコンディションでテストをしていなかったから緊張したよ。ましてHRCの復活で、そのなかで戦うライダーとして自分に任せてくれたから」
「本当ならウエットコンディションも好きだし、もっといいパフォーマンスができたと思う。でも、ナーバスになっていたんだ。でも、きちんとチームメイトにマシンを渡せてうれしかった。いいチームメイトに恵まれたよ。もう少し頑張れば優勝できる実力があったと思う。このすばらしい機会を与えてくれたみなさんに感謝している」