2018年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2番手だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=2番手
今日はポールを獲りたかったから、残念な気持ちもある。一方で、フロントロウ独占は僕らにとって完璧な結果だから、チームのことを思うととてもうれしい。
ドライだったら、この結果を出すのはとても難しかっただろう。でもウエットコンディションが、フェラーリやレッドブルよりも上に行くチャンスをもたらしてくれた。ウエットできちんと走るのはとても難しかった。マシンからすべてを引き出そうとして限界で走ることももちろんだけど、コース上にとどまるだけでも簡単ではなかった。1周しか走れないと分かっているときはかなり難しいものだが、今日は何もかもがうまくまとまったよ。
チームはタイミングについてもタイヤチョイスについても、見事な仕事をしてくれた。チーム全員でこの結果を実現したんだ。
これからレース戦略を決めなければならない。スタート用のタイヤとしてはふたつの選択肢がある。ウルトラソフトか、ソフトかだ。慎重な分析をして、決断を下すよ。
オーバーテイクが難しいコースでポールと2番グリッドからスタートできるのは素晴らしいことだ。フェラーリを後ろに留めておくために全力を尽くす。そしてポジションをひとつ上げるために、懸命に攻めるよ。明日はいい戦いになりそうだ。