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フェルスタッペン7番手「2018年型マシンは雨だとなぜか遅い。決勝でガスリーとサインツは絶対抜きたい」:F1ハンガリーGP土曜

2018年07月29日 12:51  AUTOSPORT web

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2018年F1第12戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2018年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは7番手だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=7番手
 今日の僕の主な問題は、特にQ3でグリップが足りなかったことだ。インターミディエイトタイヤでの感触はそれほど悪くなかったが、ウエットを履いたらかなり苦しんだ。現状、今年のマシンだとウエットで少し苦労させられるから、なぜ昨年のマシンと違ってそうなってしまったのかを調べなければならない。

 タイヤに熱を入れるのが難しいという状態はすでに経験済みだったが、今日またその症状が出てしまった。普通なら僕はこうしたコンディションでも余裕でいいラップを走れるのに、今日はそれができなかった。

 予選で強さを発揮できると思っていたのに、雨のせいでその機会を失ったと感じるから、少し悔しい。

 午前中、ドライの状態でも満足しておらず、セッティングに変更を施した。雨にならなければ、その変更によって予選で改善が見られたはずだと思っている。明日の決勝では効果が発揮されるはずだが、このコースで7番グリッドからのスタートとなると、簡単にはいかないだろう。レースはドライコンディションになり、気温はかなり高くなるようだ。とはいえ今日はこんな事態を予測していなかったわけだし、どうなるかは明日にならないと分からないね。

(公式サイトに対して語り)雨のなかでグリップがないと、どうすることもできない。今年に入ってから、雨であまりうまくいかなくなった。マシンがうまく機能しない。理由は僕には分からない。

 レース中に戦略を使っていくつか順位を上げることができるだろう。マシンの純粋な速さを考えれば、トロロッソ(のピエール・ガスリー)とルノー(のカルロス・サインツJr.)の前に出ることはできるはずだ。明日は雨が降らないことを願っている。何もアクシデントが起きなかったとしても、5位ではフィニッシュできるはずだよ。