2018年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは8番手で、初めて予選トップ10入りを果たした。
ドライコンディション下で行われたFP3ではハートレーは12番手だった。予選直前に雨が降り、セッション中も断続的に雨となったため、路面コンディションが変化し続けた。
Q1はダンプコンディションでスタート。インターミディエイトタイヤでコースインしたハートレーは、路面が乾き始めたため、ウルトラソフトに交換、1分18秒429で11番手タイムを記録し、Q1を突破した。
Q2では再び雨が強まり、セッションスタートとともにウルトラソフトでコースインしたが、すぐにインターミディエイトに交換。悪化しつつあるコンディションに対応して早めにタイムアタックし、ハートレーは1分32秒590で7番手と、初めてQ3に進出した。
Q3は完全なウエット状態となり、ウエットタイヤでアタックを続け、ハートレーは1分38秒128で8番手という好結果を出した。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 予選=8番手
とても厄介なコンディションだったが、初めてQ3に進出することができてとてもうれしかった。
Q3終盤に限界まで攻めたが、いくつか小さなミスをしてしまい、わずかの差でピエール(・ガスリー)のタイムに届かず、8番手という結果になった。
予選では最初から最後までチームがとてもうまくコミュニケーションをとり、適切な戦略を選んでくれたし、マシンの感触もよかった。昨日から常に10番手前後の位置にいて、予選では2台揃ってQ3に進むことができた。とても大きな成果を出せたと思う。
このコースはオーバーテイクが難しいから、できるだけいいスタートを決めて、1周目をうまく走らなければならない。トップ集団の後を走ることになり、戦略には多少検討の余地があるかもしれない。このままトップ10圏内の位置を維持し、ポイントを獲得したい。
(Formula1.comのインタビューにこたえ)チームメイトのタイムに届かずに悔しい。彼に勝ちたかった。でも初めてQ3に進めたし、2台揃ってトップ10に入れたのだから、すごくいい結果だと思う。