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カワサキ23年ぶりのポール獲得。「毎日勉強をしている」とレイ/鈴鹿8耐TOP10計時予選トップ3会見

2018年07月28日 20:11  AUTOSPORT web

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鈴鹿8耐のTOP10チームによる計時予選トップ3を獲得したチーム
鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の公式予選上位10チームによる計時予選で、トップ3を獲得したKawasaki Team GREEN、Red Bull Honda with 日本郵便、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが会見に登場。各ライダーが予選を振り返るとともに、明日の決勝に向け意気込みを語った。

ポールポジション/Kawasaki Team GREEN
レオン・ハスラム
「非常に気分がいいし、フィーリングもいいよ。マシンは3人に合ったセッティングになっている。このレースウイークを振り返っても調子がいいんだ。今日、僕はタイムアタック1回目で少しミスをしたけど、2回目のアタックはいいタイムが出せたからうれしいよ。台風のニュースでかなり緊張して不安だったけど、今は問題ないということもよかった」

ジョナサン・レイ
「レオンがいい仕事をしてくれた。プレッシャーがあったけれど、レオンのおかげで安心してコースに出ることができたんだ。(渡辺)カズマにも感謝している。タイヤは、ソフトを選んでこれでいこうって3人で相談して決めた。僕はまだ何ラップもしてないし、テストでも少ししか走ってないから慣れないところもあるんだ。スーパーバイク世界選手権(SBK)とは違って、使えるタイヤの数が限られてるから、その中でやりくりするのは毎日勉強だよ。チームもハードにプッシュしてくれているし、明日の天気は不安だけど、ウエットじゃないことを願うよ」

渡辺一馬
「今日は僕の出番はなかったけれど、ふたりがいいタイムをマークしていることからもわかるとおり、バイクの仕上がりはいいです。僕もアベレージが上がって、いい状態になっているし、ここまでは順調です。今日のポールポジションも含めてプレッシャーがかかりますが、天候や何が起きるか分からないのが鈴鹿8耐です。3人で力を合わせ、チーム一丸となって最善の結果に向かっていきたいです」


予選2位/Red Bull Honda with 日本郵便
高橋巧
「今年は自分もソフトめのタイヤでタイムアタックしたかったのですが、自分がソフトのタイヤをあまり好きじゃないのか、上手に使えませんでした。タイムアタック1回目のときはレース用タイヤで2分6秒7で、これではきついかなと思ったですが、中上(貴晶)選手の調子がよさそうだったから彼に託しました。しっかりタイムを出してくれたから、自分は明日に集中していきます」

中上貴晶
「自分はソフトのタイヤを使って好タイムをねらったのですが、2分5秒台に入らなかったのは残念です。でも最低限の仕事として2番手が獲得できたのは悪くはないと思います。チームはそこまで予選を重要視していなくて、決勝でどうしたら勝てるのかを重点に置いてテストもレースウイークも進んでいます。明日は3人で力を合わせて、優勝だけを目指して頑張ります」

パトリック・ジェイコブセン
「まず、HRCのファクトリーチームに参加できてホントにうれしい。しかもすばらしいチームメイトに恵まれているよ。今日も彼らはいい走りを見せてくれた。明日はレースペースを順調に走り続けたい。天候は気になるが、ベスト尽くして完走したい。呼んでくれてありがとう。明日は僕もベストを尽くしたい」


予選3位/YAMAHA FACTORY RACING TEAM
マイケル・ファン・デル・マーク
「いいラップタイムが獲得できたよ。苦戦したし、難しいなかだったけれど、ニュータイヤで走ることができた。僕たちも予選重視じゃなくてレースペースでセットしてるから、明日の本番でベストを尽くすよ」

アレックス・ロウズ
「今日は僕の時間の中では自己ベストを出すことができて、モチベーションが上がったよ。だけど明日が重要だから、明日に集中したい。長いレースだけどベストを尽くして頑張るよ」

※中須賀克行は都合により、会見を欠席した。