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「未来のミライ」から生まれた絵本「オニババ対ヒゲ」、細田守監督と作家が語る創作秘話

2018年07月28日 17:03  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

「オニババ対ヒゲ」(C)2018 スタジオ地図
現在上映中の細田守監督最新作『未来のミライ』に登場する絵本「オニババ対ヒゲ」が実際の本となって発売。刊行を記念し、本作を手掛けた細田監督と絵本作家・tupera tupera(亀山達矢&中川敦子)による対談の様子が絵本情報サイト「絵本ナビ」にて公開された。

「オニババ対ヒゲ」は、『未来のミライ』の劇中で主人公のくんちゃんが妹のミライちゃんに読み聞かせる絵本。
オニババによって平穏な日常を壊されたヒゲのたくましい様子が描かれる。

今回の絵本は細田監督と『未来のミライ』でプロダクションデザインとして参加し、絵本やイラストレーションを中心に、様々な分野で幅広く活動しているtupera tuperaによって再現された。

本書について細田監督と、tupera tuperaの亀山と中川による対談では「この絵本のタイトル自体は映画の脚本制作時からありました」と監督が明かした。

当初の方向性について亀山は「『オニババ』と『ヒゲ』なので、これは夫婦ゲンカだよね、という話が方向性が定まる最初のきっかけでしたね」と語る。

さらに「私たちがいつもの手順を踏んできちんと絵本として仕上げていくのではなく、tupera tupra2人と細田監督、この3人でディスカッションの中で少しずつ作っていった、その生っぽさこそが面白いのかなと」と本作にかけた思いを中川が熱弁している。

また『未来のミライ』関連書籍として「ミライちゃん、すきくないの」(1,000円・税別)「角川アニメ絵本 未来のミライ」(1,600円・税別)といった絵本から、くんちゃんが電車を解説する「くんちゃんのでんしゃノート」(8月2日発売/900円・税別)など続々登場している。

「くんちゃんのでんしゃノート」(8月2日発売/900円・税別)
現在「オニババ対ヒゲ」は絵本サイト「絵本ナビ」にて試し読みが可能だ。価格は1,500円(税別)。
『オニババ対ヒゲ』
作:tupera tupera 細田守
発行:KADOKAWA
好評発売中/1500円+税

(C)2018 スタジオ地図
(C)KADOKAWA CORPORATION 2018