2018年F1ハンガリーGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=11番手/2=9番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1=13番手/2=15番手だった。
ふたりはFP1をソフトタイヤでスタート、2セット目にもソフトを使いながら、マシンセッティングを進め、プログラムを消化。ガスリーは30周を走り1分19秒352、ハートレーは32周のなかで1分19秒841のタイムを記録した。
FP2はガスリーがミディアム、ハートレーはソフトで走行を開始、それぞれ9周を走った後、ウルトラソフトに交換して予選シミュレーションに入った。この際にガスリーは1分18秒518、ハートレーは1分18秒916で自己ベストタイムをマークした。その後もウルトラソフトでの走行を行った後、ガスリーはセッション終盤にミディアムに交換。ハートレーはソフトでロングランを行った。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
今日は通常の金曜日と同様に、ロングランも交えながらパワーユニット(PU)/エンジンのセッティングを煮詰めていきました。例年どおり、セッションは高い気温の下で行われ、午前は埃っぽかったトラックが午後には改善していく状況でした。
FP2終盤では雨雲が近づいてきたものの、最後までドライコンディションのまま、予定どおりにプログラムを終えることができました。
このサーキットではPUとしてはドライバビティや冷却がカギになりますが、それらは特に問題なく機能しています。パッケージとして手応えを感じ、土日に向けてポジティブな一日でした。
明日のフリープラクティスでは予選に重点を置いて作業を進めていきます。予選までこの流れを維持し、オーバーテイクが難しいこのサーキットでいいグリッドを獲得できればと思います。