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川栄李奈が彼氏なし農大生役 映画『恋のしずく』公開日決定&ポスター公開

2018年07月26日 19:21  CINRA.NET

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『恋のしずく』ポスタービジュアル ©2018「恋のしずく」製作委員会
映画『恋のしずく』の公開日が10月20日に決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。

広島・西条の老舗酒蔵で研修を受けることになった、恋に奥手な農大生・橘詩織を主人公にした同作。米農家で蔵人の美咲の家に下宿しながら実習を開始した詩織が、様々な失敗や蔵元の死、淡い恋などを経験するというあらすじだ。21年間恋人がおらず、醸造学の研究に没頭している理系大学生の詩織役を川栄李奈、相手役となる酒蔵の息子役を小野塚勇人(劇団EXILE)が演じる。

また詩織をサポートする農家の娘役の宮地真緒、厳格な杜氏役の小市慢太郎、津田寛治、青木玄徳、蕨野友也が出演するほか、新たに同作が遺作となった蔵元役の大杉漣、酒造会の若手ホープ役の中村優一がキャストに名を連ねる。

公開されたポスタービジュアルでは、詩織役の川栄が舞台である西条の酒蔵をバッグにお猪口を持って立っている姿、その後ろに相手役の小野塚が通り掛かる様子が映し出されている。

川栄は「日本酒や街の良さがでていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く見て欲しいなと思いました!主人公詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです」とコメント。小野塚は「この映画を見た時にその一つ一つのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、是非、観て頂ければ嬉しいです」と語っている。

なお同作は10月13日に広島で先行上映される。

■川栄李奈のコメント
みんなの思いが詰まった作品です。見終わったあとすごく温かい気持ちになりました。日本酒や街の良さがでていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く見て欲しいなと思いました!主人公詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです。

■小野塚勇人のコメント
この作品はキャスト・スタッフだけではなく、ロケ地でもある東広島市の方々に支えられ、協力して頂き出来た作品です。
この映画を見た時にその一つ一つのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、是非、観て頂ければ嬉しいです。

■瀬木直貴監督のコメント
映画は人の手で“作るもの’と考えていましたが、本作で映画は“生まれる”ものであることを実感しました。スタッフやキャストの奮闘、旅情豊かな風景、関係者の期待、様々な要素を混ぜ合せても映画は出来ません。目には見えない、はっきりと認識できない何かが作用して映画になる。それを見守るのが監督の役割でした。生まれるものには意味があります。本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします。