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BLACKPINK所属のYGが展開する「ノナゴン」新作発表、セカンドライン上陸

2018年07月26日 19:03  Fashionsnap.com

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BIGBANGやBLACKPINKなどが所属する韓国大手芸能プロダクション YG ENTERTAINMENTとサムスングループのSamsung C&Tが展開するブランド「ノナゴン(NONA9ON)」が、2018-19年秋冬コレクションを発表した。これまではヒップホップテイストの強いスタイリングが特徴だったが、今シーズンからそのテイストをベースにしながらもチェスターコートなどベーシックなアイテムを揃え、ファン層の拡大を目指す。

 ノナゴンはYG ENTERTAINMENTとSamsung C&Tが共同で立ち上げた初のファッションブランドとして2014年秋冬シーズンにデビュー。ヒップホップカルチャーをベースにしたアイテムを製作し、ルックのモデルにはYG ENTERTAINMENTの所属アーティストも起用している。
 日本では2015年8月に展開を開始。日本では韓国発のファッションやビューティーが支持され"第3次韓流ブーム"とも言われているが、YG ENTERTAINMENT JAPANの担当者は「韓国の通販ブランドとの差異化を図りたい」とし、あえて"韓国ブランド"としての打ち出しを控えてきたという。今年で5年目を迎えるが、型数はデビューシーズンから大幅に増え、「エクストララージ(XLARGE)」や「エックスガール(X-girl)」とのコラボレーションアイテムは売り上げも好調だ。
 2018-19年秋冬コレクションは60年代のモダニスト(MODERNIST)を着想源に「MODXXXXXX」をテーマとし、2018年の新しいモダニズムを提唱。「MOD」のアルファベットを重ねたモチーフは今シーズンを象徴するアイコンの一つとし、袖が取り外せるジャケットや、素材の切り替えが特徴的なフーディーなど、ユニセックスなデザインをビッグシルエットで仕上げている。8月中旬にオンラインで販売を開始する。
 また、セカンドラインが日本に上陸。7月24日にスタートしたBLACKPINKのツアーでメンバーとのコラボアイテムとして販売し、オンラインでも取り扱いを予定している。
 現在は韓国と日本共に直営店は設けておらず、当面はポップアップショップとオンラインで展開していく方針。パリのファッションウィークなど海外にもアプローチをかけているといい、グローバルに支持されるブランドを目指すという。
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ノナゴン:日本語公式サイト