7月26日は「幽霊の日」。
1825年の同日、江戸の中村座で歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」が初演されたことが由来となっています。「東海道四谷怪談」はのちに何度も映像化され、幽霊のお岩さんはよく知られています。
アニメにも幽霊はよく登場します。お岩さんのように誰かに恨みを抱いていたり、他人を驚かせることが好きだったり、友だちのように一緒に遊んだりと、その描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では、「好きな幽霊キャラは?」と題した読者アンケートを実施しました。7月19日から7月23日までのアンケート期間中に60人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約33パーセントと若年層が中心でした。
■感動作の幽霊たちがランクイン!
1位は『CLANNAD』の伊吹風子。支持率は15パーセントでした。伊吹風子は主人公・岡崎朋也が通う高校の1年生。子供っぽい性格で、木彫りのヒトデを生徒たちに配っているという風変わりなキャラクターです。
なぜ彼女が「好きな幽霊キャラ」にランクインしているのかは物語に深く関わってくるため、本編をご確認ください。
ファンからは「ギャグ要員かと思いきや一番泣かせて来るキャラだから」というコメントが寄せられています。感動的なエピソードを持つキャラクターがトップに輝きました。
2位は『ゆらぎ荘の幽奈さん』の湯ノ花幽奈。支持率は約12パーセントでした。『ゆらぎ荘の幽奈さん』は2018年7月に放送がスタートしたラブコメディ。女子高生地縛霊の湯ノ花幽奈は、霊能力者の冬空コガラシとひょんなことから同居生活を送ることになります。
幽奈さんは恥ずかしがるとポルターガイストを発生させるという能力を持っており、読者からは「ラッキースケベな毎日が過ごせそう」というコメントが見られました。また「幽霊の中でも人懐っこい性格なので」とお化けなのに愛想が良い性格も人気のようです。
3位は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子。支持率は10パーセントでした。
本間芽衣子は幼馴染グループ・超平和バスターズの一員です。天真爛漫な性格で、みんなから「めんま」と呼ばれていましたが、実は幼いころに事故で亡くなっています。死んだはずの彼女が主人公・宿海仁太のもとに現れて、「お願いを叶えてほしい」と伝えたことで、物語が進んでいきます。
こちらには「本当に友達思いで優しい女の子の幽霊で感動しました!」というメッセージが多数。ヒット作が衰えぬ人気ぶりを見せつけました。
トップ3は人型の幽霊がランクインしましたが、同率4位には『ポケットモンスター』のゲンガー、同率6位には『妖怪ウォッチ』のウィスパーと、お化けらしい見た目のキャラもランクインしています。
とくに『妖怪ウォッチ』や『ゲゲゲの鬼太郎』は妖怪をテーマした作品のため、複数キャラに投票が集まっています。バラエティ豊かな幽霊たちの魅力を再確認できる結果となりました。
■ランキングトップ10
[好きな幽霊キャラは?]
1位 伊吹風子 『CLANNAD』
2位 湯ノ花幽奈 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
3位 本間芽衣子 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
4位 ゲンガー 『ポケットモンスター』
4位 藤原佐為 『ヒカルの碁』
6位 ウィスパー 『妖怪ウォッチ』
6位 鬼太郎 『ゲゲゲの鬼太郎』
6位 電脳天使ブルー霊子 『銀魂』
(回答期間:2018年7月19日~7月23日)
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■複数投票があった作品を紹介
[好きな幽霊キャラは?]
『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎、ねこ娘
『夏目友人帳』ニャンコ先生、ヒノエ
『妖怪ウォッチ』ウィスパー、ジバニャン、コマさん
(回答期間:2018年7月19日~7月23日)