木村大作監督の映画『散り椿』の予告編が公開された。
葉室麟の同名小説を映画化した同作の主人公は、藩の不正を訴えたために藩から追放された男・瓜生新兵衛。病に倒れた妻・篠に、藩に戻って新兵衛のかつての友人で恋敵であった榊原采女を助けて欲しいと託された新兵衛が、妻の最期の願いを叶えるため、過去の不正事件の真相と妻の真意を突き止めようと奔走するというあらすじだ。新兵衛役に岡田准一、新兵衛の藩追放に関わる因縁を持ち、頭脳を生かして藩主の側用人として頭角を現す采女役に西島秀俊、篠役に麻生久美子がキャスティング。公開は9月28日。
予告編では、新兵衛と篠の「そなたの頼みを果たせたら、褒めてくれるか」「お褒めいたしますとも」という会話や、新兵衛の殺陣シーン、新兵衛と采女が対峙して刀を交える場面に加えて、篠の妹・坂下里美役の黒木華、篠の弟・坂下藤吾役の池松壮亮の姿などが確認できる。同予告編は7月27日から全国の劇場で上映。あわせて第2弾チラシビジュアルが公開された。