F1は2019年にマイアミでグランプリを開催するというプランを断念した。1年遅らせ、2020年に実現することを望んでいるという。
来年、新たにマイアミのストリートコースでグランプリを開催することに関し、今週、市議会で投票が行われる予定だったが、地元住民などの反対もあり、9月に延期されていた。
F1の商業面の責任者であるショーン・ブラッチズは、マイアミでの決定が遅れていることに加え、コース自体にもまだ検討の余地があると語った。
「2019年にマイアミでレースを開催できればその方がよかったが、限られた時間内で、ファン、ドライバー、チームのためにホイール・トゥ・ホイールの最高のレースを実現することができなくなった。現時点では2019年にマイアミでレースをすることに懸念がある」とブラッチズは述べている。
「我々は長期的な視野において検討した結果、マイアミの担当機関と協議の上、F1マイアミグランプリを2020年シーズンに開催すべく、契約締結を夏の終わりごろまで延期することを決めた」
「取り決めを実行するためだけに、完璧には至らないレーストラックでの開催を決定するより、2020年まで待つ方が好ましい」
2019年F1はマイアミを含む21戦が開催される見込みだったが、マイアミが中止、ドイツが脱落する見込みであるため、20戦のカレンダーになる可能性が高くなった。