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アルファロメオ初のSUV『ステルヴィオ』の日本上陸を記念した限定車が登場

2018年07月24日 16:31  AUTOSPORT web

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ブランド初となるSUVモデル『アルファロメオ・ステルヴィオ』が日本に上陸
創業108年の歴史を誇るブランドで初となるSUVモデル『アルファロメオ・ステルヴィオ』がいよいよ日本に上陸。その導入記念限定車として『Stelvio First Edition(ファースト・エディション)』が400台限定で用意され、7月21日より発売開始となっている。

 SUV大流行の世界的潮流を受け登場した『アルファロメオ・ステルヴィオ』は、アルプスの峠として2番目の高さを誇り、計48か所のヘアピンなどモータリストの聖地として知られる、イタリア北部のステルヴィオ峠にちなんで命名された。

 昨年9月に導入したスポーツサルーン『ジュリア』に続く、新世代アルファロメオを代表するフラッグシップモデルの第2弾として誕生し、優れたスポーツ性能を誇る生粋のアルファロメオとして設計・デザインされ、2017年9月にニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”で7分51秒7のラップタイムを記録するなど、量産SUV最速のダイナミクス性能を有している。

 この『ステルヴィオ』は、2016年に同じくルドシュライフェで市販4ドアセダン世界最速の称号を獲得したジュリアから、パワートレーンをはじめカーボンプロペラシャフトやアルミニウムを多用した革新的な構造のALFA LINK(アルファ・リンク)サスペンションを含む、軽量かつ高剛性なアーキテクチャーを受け継ぎ、優れた操縦安定性やハンドリング性能を実現した。

 印象的なヘッドライトには、バイキセノン式ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライトを備え、エンジンフードやフロントフェンダー、ドアアウターパネル、リアハッチには軽量なアルミニウム素材を採用。イタリアンデザインの造形美だけでなく、理想的な前後重量配分や優れたパワーウエイトレシオの実現に寄与している。

 インテリアはレザーシートをはじめ、8ウェイパワーシート(前席、運転席メモリー付)、レザーステアリング、ヒーテッドステアリングなどが快適な移動空間を備え、車載インフォテインメントシステム『Connectシステム』(8.8インチディスプレイ、音声認識機能付)は、センターディスプレイにさまざまなコンテンツを表示し、ロータリースイッチにより直感的に操作となっている。

 また、電動で開閉するパワーテールゲートを標準装備したラゲッジは525リッターの容積を誇り、小物入れなどの収納も豊富に用意されるなど、イタリアンSUVの実用性がグローバルな水準に引き上げられているほか、歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)をはじめ、前方の障害物の存在をドライバーに警告し、次いでブレーキを作動する自動緊急ブレーキ(AEB)、車線からの逸脱を予防するレーンデパーチャーウォーニング(LDW)、高速走行時に安全運転を支援するアダプティブクルーズコントロール(ACC)、ブラインドスポットモニター(BSM)など数多くの先進安全装備を備えている。

 日本市場導入を記念して、上陸第1弾として設定された“ファースト・エディション”は、レッド仕上げブレーキキャリパーや専用デザインの大径20インチ5ツインスポークアルミホイールにより足元を精悍に演出。インテリアにはプレミアムレザーシートやウッドパネルが特別装備とされた。

 またパワートレーンには『ジュリア・ヴェローチェ』と共通の最高出力280PS、最大トルク400Nmを発生するアルミ製ブロックを持つ2リッター直列4気筒ターボユニットを搭載。ZF製の8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、0-100km/hタイムは5.7秒を記録するなどSUVとしては優れた数値を達成している。

 さらに駆動系には、あらゆる路面で安定性を発揮するアルファロメオ独自の4WDシステム“Alfa Romeo Q4”を採用。走行状況に応じて前車軸に最大50%、後車軸に100%を上限に迅速なトルク伝達を行う可変トルク配分機構により、ドライバーが意図するラインをトレースする正確なハンドリング特性を持っている。

 このファースト・エディションは限定400台となり、アルファホワイト、アルファレッド、ストロンボリグレー、ブルカノブラックの計4色各100台が用意され、価格は689万円となっている。

公式サイト:http://www.alfaromeo-jp.com/models/stelvio/stelvio-first/