7月21日、横浜スタジアムで開催されたプロ野球横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガースの試合で、スーパーGT GT300クラスでModulo KENWOOD NSX GT3をドライブする道上龍が始球式を行った。
2018年、GT300クラスにホンダNSX GT3とともに参戦したModulo Drago CORSE。チーム代表でもあり、ドライバーとしてもチームを牽引する道上に、思わぬ大役がやってきた。プロ野球の試合で始球式を務めることになったのだ。
この日のベイスターズ対タイガースの試合は、Modulo Drago CORSEをサポートするHonda Cars横浜が協賛し『Honda Cars YOKOHAMA☆Special Day』として開催されたことから、道上に「始球式をやってほしい」と声がかかったもの。野球の経験がない道上は、スーパーGT第4戦タイからチームメイトの大津弘樹をパートナーにキャッチボールを行い、「肩が痛い(笑)!」と練習を続けながらこの日の"登板"に備えてきた。
いよいよやってきた始球式当日。試合に先立ち、ブルペンで"肩慣らし"を行った道上は、大津がドライブするホンダNSXに乗り込みセンターから登場すると、さっそうとマウンドへ。自らの番号である『34』が入ったベイスターズのユニフォームに身を包みボールを投じたが、キャッチボールのようにはいかず、ボールは大きくストライクゾーンからは外れてしまった。
それでもノーバウンドでの投球に大きな拍手が起こり、道上は手を振りながら笑顔でマウンドを後に。Honda Cars横浜、そしてスーパーGTの存在感をプロ野球ファンにもしっかりアピールした。