2018年F1ドイツGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは7位、エステバン・オコンは8位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=7位
こんなクレージーなレースを戦い抜いて、ポイントを持ち帰ることができたのだから満足すべきだろうね。最初から最後まですごく忙しいレースになり、ずっと集団の中で周囲のクルマと戦っていた。最初のスティントはとても良かったけれども、不運にもピットストップで作業時間がかかり、何秒かを失った。その後、雨が降り始めてすごくトリッキーなコンディションになり、ひとつひとつの周が毎回新たなアドベンチャーになった。そして、(シャルル・)ルクレールをラップしようとした時に、スピンしてしまった。彼は僕を見ていなかったと思うし、こっちも急にリヤが流れてキャッチできなかったんだ。それでも何とか生き残って、7位でフィニッシュしたのだから上出来だと思う。残念だったのは、最終ラップに(ロマン・)グロージャンに抜かれてひとつ順位を下げたことだけど、今日僕にできることは全てやったよ。
エステバン・オコン 決勝=8位
予選が良くなかったことを考えれば、文句なしの結果だ。いいスタートを切って、オープニングラップのうちにいくつか順位を上げることができた。ただ、それを別とすれば、最初のスティントはかなり退屈なものだった。セルジオと僕が本領を発揮したのは、ピットストップを終えて、雨が降り始めてからだ。僕は雨の中をスリックで走り、ポジションを上げていった。あれは本当に楽しかったね。バイザーに当たる雨粒の量を見ながら、それに応じて慎重にブレーキングボイントを選び、周回ごとに状況を判断していく必要があったけど、ステイアウトするという判断に疑いを持つことはなかった。タフな予選の後、ポイント圏内でフィニッシュできたのだから、素晴らしい成績だと思う。戦略を信じて、着実なドライブを続けたことが、最後にこうした形で報われたんだ。