2018年F1ドイツGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは14番グリッドから優勝した。セバスチャン・ベッテルがリタイアしたため、ハミルトンとメルセデスは両ランキング首位に返り咲いた。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=優勝
こんなレース、今まで経験したことがない。グリッドについている時、何とかして前のドライバーたちに追いつかなければと思っていた。最初のスティントをかなり長くとった。タイヤを使い切ってしまったので、雨が降り始める前にピットストップをしなければならなかった。雨が次第に激しくなってきて、コース上はトリッキーなコンディションだったけど、絶対諦めないと決めていた。
チームは今週、僕らふたりとの契約延長を発表し、僕らに対する信頼を示してくれた。その週末にメルセデス1-2を決められるなんて、最高だよ。こんな結果を出せるとは考えてもいなかった。ただプッシュし続け、信じる気持ちを失わなかった。そうして実現した結果だ。
いつもどおりレースの前に祈った。その祈りが聞き届けられたように感じる。今週末はよくないこともたくさんあったけれど、雨がそれをすべて洗い流してくれたみたいだ。本当に夢のようだよ。この日を忘れることはないだろう。