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『BONES』監督作やE・レーヴェンソン出演作も シッチェス映画祭特集上映、全ラインナップ発表

2018年07月23日 10:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 特集上映「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2018」の全ラインナップが発表された。


参考:2018年上半期ホラー映画を取り巻く状況 クオリティーの低い作品が劇場に?


 「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、スペイン・シッチェスで毎年10月に開催されている、SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、シッチェス映画祭で上映された作品の中から、厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。これまで、2012年、2013年、2014年、2015年と4回開催され、今回3年振りに復活する。


 ラインナップ第1弾として『ジーパーズ・クリーパーズ』シリーズの最新作『リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ JEERPERS CREEPERS3』、第2弾として、『あの頃、君を追いかけた』のギデンズ・コー監督の青春ホラー『怪怪怪怪物!』が発表されていた。


 上映ラインナップ第3弾として発表されたのは、『煽情』のエレーヌ・カテト&ブルーノ・フォルザーニ監督最新作『デス・バレット』、2017年シッチェス映画祭批評家賞受賞&ロカルノ映画祭審査員特別賞受賞作『狼チャイルド』、2017年シッチェス映画祭ニュービジョン・ワン/プラス部門最優秀作品賞受賞作『キラー・メイズ』、『BONES -骨は語る-」のドワイト・H・リトル監督が放つクライム・エンターテインメント『プリズン・ランペイジ』の4作品。


 『デス・バレット』は、装甲車を襲撃して250kgもの金塊を強奪した者たちが、身を隠すために訪れた人里離れた廃村で、思わぬ訪問者に遭遇する模様を描いたフレンチ・ウエスタン。『愛・アマチュア』のエリナ・レーヴェンソン、『ゴダールの探偵』のステファーヌ・フェラーラらが出演する。


 『狼チャイルド』は、若き看護師のクララが、満月の夜に生まれた狼男を育てることになる模様を描いたブラジル・サンパウロが舞台のファンタジー・ホラーで、『キラー・メイズ』は、うだつのあがらない芸術家デイブが日々の鬱憤を晴らすべく、居間のど真ん中に作り上げた、ダンボールの迷路を巡る物語。


 『ターミネーター2』のロバート・パトリックや『オースティン・パワーズ』のヘザー・グラハムが出演する『プリズン・ランペイジ』では、全米を震撼させた実在の犯罪者一家の脱獄劇&虐殺の血みどろ逃避行が描かれる。(リアルサウンド編集部)