2018年F1ドイツGPの金曜、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはフリー走行1=1番手/2=13番手だった。
金曜、チームはリカルドのパワーユニットのエレメントを交換、3基目のMGU-K、エナジーストア、コントロールユニットを導入した。これによるペナルティでリカルドは最後方グリッドに降格されることが決まった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド フリー走行1=1番手/2=13番手
今日はペースがかなり良かった。午後にはロングランに集中したが、午前中、僕には速さがあった。午後はマックス(・フェルスタッペン)が最速だった。
僕らはかなり好調だと思う。ただ、日曜日はエンジンペナルティにより後方からスタートしなければならない。つまり僕にとって予選順位は関係ないし、決勝中に何台ものマシンを抜いていかなければならないことが分かっているので、今日はレースで力を発揮するマシンに仕上げることに重きを置いた。レースシミュレーションはとてもうまくいき、マシンに強さを感じている。一台が上位からスタートするのに、もう一台は最後方からスタートしなければならないにしても、マシンが速ければモチベーションが上がるというものだ。
この週末を迎える前に、ここでペナルティを受けることになるだろうことは分かっていたから、心の準備はしていた。それに後方からどんどんポジションを上げていくのは楽しそうだからわくわくしているんだ。この状況にしっかりと向き合っていくつもりだよ。ドライバーとして満足いくレースができるだろうし、見ている皆にも楽しんでもらえるはずだ。