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kudosデザイナー工藤司による新ウィメンズブランド「soduk」始動

2018年07月20日 21:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「soduk」2018年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
「クードス(kudos)」のデザイナー工藤司が手掛ける新ウィメンズブランド「スドーク(soduk)」が、2018年秋冬シーズンにデビューする。

 1987年生まれの工藤司は早稲田大学を卒業後、アントワープ王立芸術学院に進学し中退。「ジャックムス(JACQUEMUS)」や「J.W. アンダーソン(J.W. ANDERSON)」「ワイ・プロジェクト(Y/PROJECT)」といったブランドでデザインアシスタントやパターンアシスタントとして経験を積み、2017年にクードスを立ち上げた。ウィメンズブランドを立ち上げた経緯について工藤は、「クードスではユニセックスなスタイルのアイテムも展開しているため、Tシャツなどは女性に着用していただくことも多かった。一部アイテムはサイズがメンズ向けの展開のみだったため、『ウィメンズサイズがあったら良いな』というウィメンズのバイヤーからの声もあり今回スドークを立ち上げた」と説明。
 「スドーク」は、「クードス」の"鏡"のようなブランドとして展開。ブランド名の「soduk」は「kudos」の文字を逆に並べたもので、「mirror mirror」と題されたスドークのデビューコレクションでは、これまでクードスのメンズウェアで見られたデザインやディテールをウィメンズに落とし込んだアイテムを展開する。3wayで着られるニットセーター(2万5,000円)や切り替えをずらしたシャツ(3万5,000円)、アシンメトリーのテーラードジャケット(7万円)とスカート(4万円)、コーデュロイ素材のセットアップ(7万円・5万円)、前後逆で着られるフェイクレザーのジャケット(7万円)など約30型をラインナップ。一つのアイテムで様々な着方が楽しめる「multiple ways」というクードスの特徴は、スドークにも反映された。
 2018年秋冬コレクションは、伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店、デルタ(DELTA)、コンテナストア(CONTENASTORE)などセレクトショップや百貨店で9月から順次取り扱う。同時にスドークのECサイトも立ち上げる予定だ。