メルセデスF1チームは、バルテリ・ボッタスと2019年から“複数年にわたる契約”を結ぶことで合意したと発表した。
19日にルイス・ハミルトンとの契約を2020年まで延長することを明らかにしたメルセデスが、20日、現チームメイトのボッタスを来年以降も起用することを発表した。
チームの声明文には、「複数年契約で合意」と記されているが、具体的には1年の契約延長と、2020年のオプションという内容であることも明かされている。
ボッタスは、ニコ・ロズベルグの電撃引退に伴い、2017年にチームに加入。それ以降、優勝3回とポールポジション5回を獲得している。安定したパフォーマンスを見せ、チームのコンストラクターズ選手権に大きく貢献するとともに、ハミルトンとの関係も非常に良好であり、ハミルトンからは最高のチームメイトと称賛されている。
「2019年にもメルセデスでレースができるというのは素晴らしいニュースだ」とボッタス。
「しかもここホッケンハイムでそれが発表されたことがうれしい。メルセデスにとってホームレースだし、僕にとっては2007年に初めてシングルシーターで優勝した場所だ」
「高いレベルのパフォーマンスを維持していくことを目指す。チームが2020年のプランを決める際に悩まずに済むようにね」