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スーパーフォーミュラ『SF19』の第2回テスト、富士で開催。トヨタエンジン車、HALOが初登場

2018年07月20日 16:41  AUTOSPORT web

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ホンダエンジン搭載のSF19
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は2019年に導入する新型シャシー『SF19』の第2回開発テストを7月31~8月1日の2日間、富士スピードウェイで行うと発表した。今回はトヨタエンジン搭載車が初登場するほか、コクピット保護デバイス『HALO』を実装しての視認性テストも行われる。

 来シーズンからスーパーフォーミュラに導入されるSF19は、現行シャシーであるSF14のコンセプトである“クイック&ライト”はそのままに、オーバーテイク向上を目指し空力性能の改善や軽量化などが行われているもの。

 7月4~5日には富士でホンダエンジンを搭載したSF19のテストが行われており、大きなトラブルはなく2日間の日程を終えている。

 そんなSF19の第2回テストが富士スピードウェイで行われることになった。今回はトヨタエンジン搭載車も登場するほか、第1回テストの段階でJRPの倉下明社長が「さまざまな観点で検討している」としていたコクピット保護デバイス『HALO』も投入され、シグナルや各ポストの指示などドライバーの視認性テストも行われるとのこと。

 ただし、現在国内にあるHALOデバイスは1セットのみということで、視認性テストは初日がホンダエンジン搭載車、2日目がトヨタエンジン搭載車と日程を分けて行われる。

 テストを担当するのはホンダ陣営がTEAM MUGENでドライバーは山本尚貴。トヨタ陣営はJMS P.MU/CERUMO・INGINGでドライバーは石浦宏明と国本雄資のふたりが務める。

 今回のテストは両日とも一般観覧が可能。現時点で実戦投入されるか不透明なHALOを装着した姿を一足先に見れるまたとない機会なので、気になる方は足を運んでみては。

■テストスケジュール
7月31日(火)
走行時間:09:00~11:00 13:00~14:00 15:00~16:00

8月1日(水)
走行時間:09:00~12:00 13:00~14:00 17:30~18:30