映画『Coming Through The Rye』が『ライ麦畑で出会ったら』の邦題で、10月27日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。
1969年のアメリカ・ペンシルベニア州を舞台に、J・D・サリンジャーの青春小説『ライ麦畑でつかまえて』に心を奪われた青年の成長を描く同作。周囲と馴染めず孤独な学校生活を送る高校生のジェイミーが『ライ麦畑でつかまえて』に感銘を受けて演劇にすることを思いつくが、舞台化には作者であるサリンジャーの許可が必要だと知り、演劇サークルで出会った少女ディーディーと共にサリンジャー探しの旅に出ることを決意する、というあらすじだ。物語は実話をもとにしている。
ジェイミー役を演じるのは『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などに出演しているアレックス・ウルフ。サリンジャー役をクリス・クーパー、ジェイミーを見守るディーディー役をステファニア・オーウェンが演じる。
今回の発表とあわせて予告編とポスタービジュアルが公開。予告編ではジェイミーがサリンジャーに手紙書くシーンや、赤い帽子をかぶったジェイミーの姿、ジェイミーが同級生に笑いものにされる様子、ディーディーにジェイミーが秘密を打ち明ける場面などが確認できる。