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地元の反対意見により、マイアミでのF1レース開催決定に遅れ。判断は8月以降に持ち越し

2018年07月20日 14:21  AUTOSPORT web

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レース開催が計画されているマイアミ
マイアミ市委員会は、同市でのF1グランプリ開催についての判断を8月の休会後まで遅らせることになった。イベント開催に対し反対の声が高まっているためという。

 Miami Heraldによると、来週7月26日にマイアミGP開催可否を決めるはずだった会合は、自治体側がプロジェクトに反対するダウンタウンの住民からさらなる情報収集を行なうため、中止となった。

「大規模なイベントであることから、慎重に進めたい」と市政代行官のエミリオ・ゴンザレスは語り、レース開催計画が頓挫したわけではないことを主張した。

 F1はスケジュールに米国での第二のレースを追加することを切望しており、早ければ来年10月にもマイアミでグランプリが開催される可能性がある。

 しかし、今年になってF1側の計画が発表されて以来、反対派が声を上げており、プロジェクトに関して抗議と懸念の意を表明してきた。

 ビスケイン大通りを中心に展開する当初のコースレイアウトは、地元住民による環境や日常生活への懸念を和らげるために、今週になって変更されている。

 F1はマイアミGPをアピールするため、オースティンで行なわれる今シーズンのアメリカGPと同じ週に、マイアミでファンフェスティバルを開催する予定だ。