レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、今週末のF1第11戦ドイツGPでパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受ける可能性が高いと認めた。
リカルドはイギリスGP終了時点で、パワーユニットのエレメント6つすべてが、シーズン中に使用できる制限数に達しており、次に新しいエレメントを入れると、自動的にグリッド降格ペナルティを受ける。
ドイツGPを前に、リカルドは、チームはこの週末に新エレメントを導入するプランであると明かした。
「どの程度になるのか分からないけれど、(降格される)可能性は高い」とリカルドが語ったとSky Sportsが伝えた。
「ここはオーバーテイクが可能だから、ペナルティを受けて後方グリッドからスタートすることになったとしても、前向きに戦うよ。いいオーバーテイクができるはずだからね」
リカルドは、大量のグリッド降格を受けたとしても、優勝を諦めずに戦いたいと語った。
「ここで2位を獲ったことがあるから、勝つことも可能だと思っている」とリカルドが述べたとCrash.netが伝えた。
「このコースが大好きだ。ここではバトルが多い。トップ集団ではどうか分からないけど、中団では間違いなくバトルがある。土曜には雨が降る可能性があるから、それがグリッドに影響するかもしれない。DRSゾーンが追加されたし、決勝は戦えるはずなので、できるだけ上位に近づいていきたい」
「いいレースをしたいね。後方スタートであっても、勝利を狙って走りたい。3連戦ではいいことがあまりなかったから、今回の2連戦をいいものにしたいんだ」