F1に参戦しているメルセデスAMGは7月19日、ルイス・ハミルトンとの契約を2020年末まで延長することで合意に達したと発表した。
2007年にマクラーレンからF1デビューを果たしたハミルトンは2013年にメルセデスF1へ移籍。これまでに通算65勝を挙げているが、このうち44勝はメルセデスF1で挙げたもの。また4度ワールドチャンピオンにも輝いている。
2018年は第10戦までを終えた時点でトップのセバスチャン・ベッテルと8点差のランキング2番手だ。
この活躍を受けて、メルセデスはハミルトンの契約を2年間延長。2020年シーズン末までともに戦うことになった。
「今回の契約延長は(昨年の)冬からトト(ウォルフ)と話をしてきたものだ」とハミルトン。
「だからいつものように契約書にサインできたことをうれしく思う。メルセデスファミリーに加わって20年になるけど、今ほどチームの一員であることを幸せに思うときはないよ」
「サーキットの中でも外でも、チームとは波長が合うんだ。だから、今後もっと勝利を重ねて、スリーポインテッドスターにさらなる輝きをもたらすことを楽しみにしている。今後も(F1を戦う上で)メルセデスが正しい場所だと確信している」
チームプリンシパルのトト・ウォルフは「昨シーズン終了後から、我々とルイス(ハミルトン)は契約の詳細を詰めてきた」とコメントしている。
「その過程でさまざまな憶測も飛び交っていたが、細部を詰めて今回のアナウンスができたことはうれしいよ。最終的な契約書には今週サインしたばかりで、少しでも早くアナウンスしたいと思っていたんだ!」
「ルイスと働いていると、チームへの忠誠心や賢さ、自己改善のために努力する姿など、F1ドライバーとしてだけでなく、ひとりの人間としての彼を知ることができる。それはとても楽しいことだ」
「メルセデスはルイスにとってF1におけるホームになっているし、彼の作り上げてきたストーリーはシルバーとグリーンのメルセデスAMGペトロナスとは切り離せない。今後も彼と素晴らしい仕事ができると確信している」