インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は、「キンプトン東京・新宿」を2020年に開業すると発表した。
IHGの日本国内運営会社であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパンとツカダ・グローバルホールディングが運営受委託契約を締結し、運営する。ツカダ・グローバルホールディングはインターコンチネンタル 東京ベイやストリングスホテル東京インターコンチネンタルなど、4軒のホテルを運営している。
客室数は162室で、最大300名を収容する3カ所の宴会場、3ヶ所のレストラン、ウエルネススタジオ、多機能型チャペルなどを完備する。宿泊者専用リビングルームでは無料のモーニングティー・サービス、ワインを提供するイブニング・ソーシャル・アワーなどのシグネチャー特典を提供する。
サンフランシスコを本拠地とする「キンプトン ホテルズ&レストランツ」は、1981年にアメリカへブティックホテルというコンセプトを初めて導入。世界で66軒のホテルを運営しており、中国本土や東南アジアなどへ進出を拡大している。2017年にはアムステルダムに開業し、今後バリ、上海・静安、三亜、台北などに20軒を開業する。日本へは初上陸となる。
IHGのケネス・マクファーソンヨーロッパ中東アジア&アフリカ最高経営責任者(CEO)は、「キンプトンがアジアへ、そしてグローバルで加速的に展開する状況を見られるのは素晴らしいことです。同ブランドは世界でも高い人気を誇る高級ライフスタイルブランドの一つであり、各ホテルは世界中でユニークな個性を生み出しています。東京でも、活気に満ちた新宿エリアの魅力を最大限に生かすべく考え抜かれたキンプトンならではのデザインと、心のこもったパーソナルなサービスを提供します」とコメントした。