ドラマ『下町ロケット』の続編が、10月からTBS系で放送される。
池井戸潤の小説『下町ロケット』シリーズをもとにした同作。2015年に放送された前作に続く新作ドラマは、7月20日に刊行されるシリーズ第3弾『下町ロケット ゴースト』が原作となる。
下町の工場「佃製作所」でロケット製造に挑む主人公・佃航平役を引き続き阿部寛が演じるほか、立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩ら佃製作所のメンバーたちがキャストに名を連ねる。
TBSのオフィシャルサイトでは阿部寛、立川談春、安田顕、池井戸潤、プロデューサーの伊與田英徳によるコメントが公開中。阿部寛は「ご好評いただきました前作から3年、引き続き佃航平を演じさせていただくこととなりました」とコメントしているほか、安田顕は「佃製作所が、帰ってきます。あれからどうなって、今、どうしているのかと、想い巡らせておりました」、池井戸潤は「阿部寛さん演じる佃社長を始め、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています」と語っている。
■阿部寛のコメント
ご好評いただきました前作から3年、引き続き佃航平を演じさせていただくこととなりました。夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。会社の経営者として、社員達の生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間達と共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。是非、楽しみにしていただければと思います。
■立川談春のコメント
池井戸作品のヒットシリーズでの続編ははじめてのことで、お役に立てるよう精進します。生老病死という人間の苦しみに真正面から向き合いながら一歩ずつ歩んでいく殿村に御期待ください。
■安田顕のコメント
佃製作所が、帰ってきます。あれからどうなって、今、どうしているのかと、想い巡らせておりました。
日本が世界に誇る、モノづくりの技術。それを支える市井の人々。逆境に打ち勝つ心に、また出会えます。佃社長に、また会えます。
一ファンとして、大いなる期待の高まりとともに、一出演者として、吐くほど緊張することでしょう。とにかく、現場が楽しみです。
■池井戸潤のコメント
阿部寛さん演じる佃社長を始め、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています。今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています。
■伊與田英徳のコメント
前回の『下町ロケット』から3年。これまでにも池井戸先生の作品をドラマ化、映画化させていただいてきましたが、今回、この待ちに待った『下町ロケット』の続編をドラマ化することができて、大変うれしく思います。さらに、前回に引き続き、阿部さんの佃航平をはじめ佃製作所の皆様とご一緒できるのも大変光栄に思います。佃製作所の皆さんが、また、とんでもない窮地に陥り、大きな壁に阻まれる中、どうやってそのピンチを切り抜けていくのか、私も楽しみで今からワクワクしております。皆さんのご期待に応えられるよう精一杯頑張っていきたいと思います。