2018年07月19日 13:02 リアルサウンド
7月21日より公開される映画『マイナス21℃』より、本編映像が公開された。
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本作は、松竹エクストリームセレクションの第7弾として上映されるサバイバルスリラー。シエラネバダ山脈で遭難した元アイスホッケー選手の実体験を基に、厳寒の状況で生き抜いた1人の青年の姿を描く。主人公エリックをジョシュ・ハートネットが演じ、『ネイビーシールズ』のスコット・ウォー監督がメガホンを取った。
このたび公開された本編映像は、スノーボードの途中で道に迷ったエリックが凍える寒さの中、凍った湖に突然落下し、這い上がろうと必死にもがくシーン。このシーンを含む本編はウォー監督のこだわりにより全てCGを使用せずに撮影されたものだ。
ウォー監督は撮影の背景について、「僕は幼少期にエリック・ルマルクと出会い、一緒にホッケーをプレーしたことがあるんだ。だから、映画化が決まった時、この物語を正しく描かなくてはと感じたよ。僕は事実はフィクションよりも多くを物語ると思っているから、撮影・制作は全てCGなしで挑んだんだ。この映画は実在する人物が経験した本当の物語。そこに込められた“希望”や“あきらめない”というメッセージは全世界共通だと思っているんだ。だから、山でエリックに何が起きたのかを誠実に伝えることが重要だと思ったんだ」と、その理由を語っている。(リアルサウンド編集部)