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スバル、STI創立30周年記念のWRX STI特別仕様車『TYPE RA-R』発表。500台限定で7月19日発売

2018年07月19日 13:01  AUTOSPORT web

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スバルが発表したWRX STIの特別仕様車『TYPE RA-R』
スバルは7月19日、モータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)と共同開発したスバルWRX STIの特別仕様車『TYPE RA-R』を発表。同日より500台限定で発売する。

 WRX STIをベースとするTYPE RA-Rは、“軽さ”、“速さ”、“愉しさ”をテーマに「クルマの本質である『走る・曲がる・止まる』という性能を極限まで突き詰めた」というSIT創立30周年記念コンプリートカーだ。

 車重については、軽量パーツの採用やパーツそのものの取り外しなどによりグラム単位での軽量化を追求。ベースモデルのWRX STIからは約10kg、限定モデルの『S208』や『S207』からは約30kgも軽量に仕上げられている。

 エンジンは『S208』にも搭載された最大329馬力を発生させるEJ20バランスドBOXERを搭載。インタークーラーの冷却効果を向上させるために剛性を高めたパフォーマンスシュラウドやエンジンの出力性能、レスポンスを高める低背圧パフォーマンスマフラーなどの採用により「どこまでも回したくなるような気持ちの良い回転フィールと、ハイパフォーマンスを象徴する排気音を実現」した。   

 足回りは、この特別仕様車のために専用開発されたダンパーとスプリングやハイμブレーキパッドを採用したbrembo製ブレーキシステム、トレッドのアウト側とイン側の異なるコンパウンドの組み合わせによりドライとウエットどちらのコンディションでも強力なグリップを発揮するというミシュラン製パイロットスポーツ4Sを国内メーカーで初採用。操作性や制動力が強化されている。

 TYPE RA-Rは500台限定の発売で7月19~12月17日の間、販売店で注文を受け付ける。なお、受注台数が500台に達した場合はその時点で販売を終了するとのこと。価格は消費税込み499万8240円だ。

 TYPE RA-Rの詳細はスバルのオフィシャルサイトまで。