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木梨憲武×佐藤健『いぬやしき』、11月ソフト発売へ 佐藤「どの世代にも楽しんでもらえる」

2018年07月19日 11:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 木梨憲武と佐藤健が共演した映画『いぬやしき』のBlu-ray&DVDが11月2日に発売されることが決定。あわせて木梨と佐藤よりコメントが寄せられた。


参考:木梨憲武、新しいヒーロー像を切り開く 『いぬやしき』原作と瓜二つの“普通のおじさん”


 本作は、奥浩哉原作の同名コミックを実写化したSFアクション。謎の事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わり、人間を遥かに超越する力を手に入れた、冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎と、同じ事故に遭遇し、手に入れた力を己の思うがままに行使する高校生・獅子神皓が、それぞれの想いで動き出す模様を描く。


 犬屋敷壱郎を木梨、獅子神皓を佐藤が演じるほか、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、福崎那由他、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介らが共演に名を連ねた。


 スペシャル・エディションDVDには、メイキング、特別番組、イベント映像集を収録。今回はさらに特典映像を加えたプラチナ・エディションBlu-rayも同時発売となる。プラチナ・エディションBlu-rayだけに収録される未公開映像を含むメイキングのロングバージョンや、YouTube限定映像『いぬやしき』SPムービーも収録される。


●木梨憲武(犬屋敷壱郎役)コメント
いろんな家族の模様が描かれていますし、ロボット同士の戦いを含んだ映像の迫力はスゴイです! 自分で見ても、僕がやったのかCGでやったのか分かんなくて「俺、いい芝居しているな」と思ったら「そこCGです」って突っ込まれたりしました(笑)。撮影時はCGを多用する映画なので待ち時間が多く、暇を持て余すのもなんなんで、プロデューサーと一緒に焼鳥を焼いたりお餅を焼いたり、ステーキ屋をやったりしていました。仕上がったはずの作品をみんなで観てから、監督は70カットも直したそうです。ストーリーの面白さ、映像、CGのクオリティを含めて、各担当の皆さんの仕事がきっちりとできている作品だと思います。僕と同じ世代の方もですが、20代、30代、どの年代も捉え方次第で感情移入できる映画だと思います。Blu-rayやDVDでもう一度、「あそこのCG、こうなっていたんだ!」と確認していただきたいです。


●佐藤健(獅子神皓役)コメント
本作の見どころは、特にCG、VFXですね。CGのスタッフさんの作業現場も見せて頂いたのですが、これがものすごく地道で膨大な作業なんです。体がロボットになったり、空を飛んだり、宇宙に行ったりと、実写化不可能と言われていた原作漫画を佐藤信介監督が“日本映画初の試み”で挑戦されています。撮影にあたり、“獅子神”という役には余分な脂肪はいらないと思い、撮影中は食事制限をして体を作っていました。木梨さんが撮影の合間にケータリングを手伝われていて、とても楽しそうでしたし、ご飯も美味しそうで我慢するのが辛かったです(笑)。完成した映画を観てVFXのレベルに衝撃受けました。Blu-rayでぜひ観て頂いて、「日本のVFXもここまで来たか」と感じて頂ければと思います。どの世代にも楽しんでもらえる映画になっています。


(リアルサウンド編集部)