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トム・クルーズ、23度目の来日「情熱の全てを映画に」骨折するも強靭の精神を発揮

2018年07月19日 11:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

来日記者会見で映画への情熱を熱く語った トム・クルーズ
米人気俳優トム・クルーズが映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)をひっさげ、23度目となる来日を果たした。会見に臨んだトムは共演者や監督らとジョークを連発、会場を笑いの渦に包んだ。終始和やかムードで行われた会見の席で、トムらは撮影秘話や映画作りにかける思いを熱く語った。

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東京・六本木「ザ・リッツカールトン東京」にて18日、映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の来日記者会見が行われ、主演のトム・クルーズ、クリストファー・マッカリー監督、そして共演者のヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグが出席した。この日の東京は午前9時の時点で30度を超える真夏日だったが、多くのメディアが押し寄せ、会見開始時には立ち見の記者も出るほど。改めて世界の“スーパースター”トム・クルーズ、そして同作への注目度がうかがえた。

「僕が足首を骨折したときの話を聞きたいって?」
「それはもう、ものすごい激痛だったよ。」

茶目っ気たっぷりに話を切り出したトムは、英ロンドンで比較的シンプルなチェイスシーンを撮影中に負傷したと言う。「壁に激突した瞬間、骨折しちゃったってすぐにわかった」と話すトム。マッカリー監督も当時を振り返り、みるみるうちに腫れあがっていく彼の足首を見て怪我の深刻さを瞬時に悟ったと明かした。


医師には完治に6~9か月ほどかかると言われたが、リハビリやトレーニングを続けたトムはわずか6週間で撮影に復帰。「(トムの怪我のせいで)長期休暇が取れそうだと目論んでいたのに、思ったよりかなり早く復帰してきて残念だったよ」とジョークを飛ばしたサイモンに共演者や会場から笑いが起きた。


「シリーズ開始から20年以上を経た今もなお、より過激なアクションに挑み続ける理由、あなたをそうかき立てる源は?」と問われたトムは、「今までとは違った、新しいことを表現していきたい。そんな思いでいつも“今”より一歩先へ進む方法を模索しているんだ」と思いを吐露した。

さらに「映画に関わることは子供の頃からの夢だった。だから僕は持ち得る情熱のすべてを映画制作に捧げている」「僕はいつでも目の前のことに全力投球する。それ以外の方法は知らないんだ。だからこれから先もずっとそうしていくつもりさ」と語るトムの言葉こそ、トムがトムである所以、そして世界中の人々から愛される続ける理由だろう。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)