ヤマハは17日、アメリカの清涼飲料水メーカー、モンスターエナジーを2019年からMotoGPチームのタイトルスポンサーに昇格させることを発表した。
現在、ヤマハMotoGPチームのタイトルスポンサーを務めているスペインの大手通信事業者モビスターとは、2014年から5年間の契約を結んでいた。この契約が2018年末で切れることから、ヤマハのタイトルスポンサーがどうなるか注目を集めていた。
新たにタイトルスポンサーとなるモンスターエナジーは、2013年からヤマハのオフィシャルチームスポンサーとなり、2015年にMotoGPクラス3冠、2016年にチームタイトルを獲得。最近では全日本ロードレース選手権JSB1000クラスと鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのチームスポンサーも務めている。
ヤマハは、モンスターエナジーとの契約期間は複数年であると発表。この契約により、ヤマハは2019年からチーム名を『モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム』と変えて活動するのではないかとmotogp.comは報じている。
ヤマハMotoGPチームのマネージングディレクターを務めるリン・ジャービスは、モンスターエナジーとの契約について次のようにコメント。
「新たなタイトルスポンサーとしてモンスターエナジーと契約を締結したことを喜んでいる。新しいパートナーシップはMotoGPクラスにおけるモンスターエナジーの存在感をさらに高めるだろう」
「モンスターエナジーは世界中で非常に活発なブランドだ。このコラボレーションで両ブランドの露出がさらに強化され、マーケティング活動のための素晴らしい舞台も得られることが期待される」