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中団グループのトップに君臨しているルノーF1、ドイツGPで新フロントウイングを投入

2018年07月16日 08:11  AUTOSPORT web

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2018年F1オーストリアGP ルノー カルロス・サインツJr.
ルノーF1チームは、新たなフロントウイングを次戦のドイツGPで導入し、中速および高速コーナーにおけるR.S.18シャシーのパフォーマンス向上を図る予定だ。


 ルノーはその一貫性の高さから、今シーズンはタイトな中団グループの戦いのトップに君臨している。しかし直近のライバルであるハースからコンストラクターズランキングにおける優位性を守るために、マシンの改善する努力を続けている。

「コーンとフラップの部分の見た目が少し変わることになるだろう」とルノーのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、R.S.18の新フロントウイングについて述べた。

「特性が少々変わるため、コーナーエントリーと中速スピードの部分と、高速コーナーとのバイアスが少し変わるだろう」

「我々にとって興味深いテストになる。このアップデートがマシンにさらなるパフォーマンスをもたらしてくれるよう期待している。だがフロントウイングの特性を変えると、テストをするまではっきりしたことが分からないことが多い」

 F1シーズンが中盤に入り、各チームはマシン開発の焦点とリソースを来年のマシンへと徐々に切り替えていくだろう。ルノーも大規模なアップデートを減らし始めていくチームのひとつだとチェスターは語る。

「もうひとつのフロントウイングを風洞でテストしたかったが、開発し、設計に時間を使い、組み立てるとなると、長い準備期間が必要となり今年の終わりになってしまうだろうね」

「だから、まったく新しい(別の)フロントウイングを作るのではなく、できているものを微調整していくことになるだろう」