鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、北海道新幹線の青函トンネルとその前後の区間での高速化を実現するため、走行試験を9月2日から19日にかけて実施する。
現在はこれらの区間は時速140キロで運転している。今年度末には青函トンネル内では時速160キロ、2020年度には特定時期の一部時間帯で青函トンネル下り線での時速210キロでの走行を開始する方針が、青函共用走行区間等高速化検討ワーキンググループで2017年12月に取りまとめられている。
試験内容は時速160キロから210キロの速度向上試験で、時速200キロから210キロは下り線のみ行う。時速160キロは新幹線・在来線すれ違い試験も同時に行う。試験は関係者への公開も検討する。