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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第9戦ドイツGP 予選レポート

2018年07月15日 15:01  AUTOSPORT web

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長島哲太/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
パウィは8列目からドイツGP決勝に挑む
長島は9列目スタート

Rd.09 ドイツGP/ザクセンリンク
2018年7月14日(土)
コンディション:ドライ
気温:24℃ 路面:47℃

 土曜のドイツGP予選を終え、1分24秒437を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィは、8列目24番グリッドを獲得しました。チームメートの長島哲太は26番手。ベストラップタイムは1分24秒834でした。

 午前のFP3で、パウィと長島はともにライディングとセットアップの改善に取り組み、パウィが15番手タイム、長島は27番手を記録しました。

 午後の予選でも、パウィはセッション序盤から高い水準の走りを披露していましたが、最後のタイムアタックの際に3コーナーで転倒を喫し、狙っていたよりも低い位置からの決勝スタートになってしまいました。長島は、予選でも負傷を感じさせない力強い走りを見せました。明日の決勝も、不屈の精神で臨みます。

 明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午後4時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。28周で争うドイツGP決勝レースは、午後0時20分(日本時間午後7時20分)にスタートする予定です。

カイルール・イダム・パウィ (24位 / 1'24.737 / +0.950)
「予選終盤に、リアにニュータイヤを装着してタイムアタックを狙っていたとき、激しく攻めすぎて3コーナーでフロントを切れこませてしまいました。転倒してしまいましたが、レースペースは悪くないので、明日の自信はあります。午前のウォームアップでセットアップの最終確認を行い、決勝は集中して全力でいい結果を得られるようにがんばります」

長島哲太 (26位 / 1'24.834 / +1.047)
「今は、特にセクター2でまだ課題を抱えています。体をうまく動かせないために、挙動が大きくなったときに十分にマシンを抑えこめていません。明日は28周と長丁場のレースですが、決勝でコンスタントに走るのは得意なので、落ち着いた走りで後半にどんどん順位を上げて行くことを狙います」

青山博一 チーム監督
「パウィは予選終盤で1周のラップを狙い過ぎてしまいました。それが非常にもったいないですね。単独走行でのリズムは決して悪くなく、明日はばん回できるチャンスが十分にあると思うので、どこまで追い上げられるかが楽しみです。哲太はケガを抱えて苦しそうですが、毎セッション着実によくなってきています。明日は、最後まであきらめずにきっといいレースをしてくれると思います」