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「サルバムなりの道を」パリ初のプレゼンテーションに手応え

2018年07月14日 15:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2019春夏コレクション Image by: sulvam
藤田哲平が手掛ける「サルバム(sulvam)」が、パリでのコレクション発表を継続する。

 これまで日本とミラノでランウェイショーを実施してきたサルバムは、2019年春夏コレクションからパリに発表の場を移した。発表形式は、パリ高級服飾組合 (La Chambre Syndicale de la Couture Parisienne / 通称 サンディカ)の意向もあり、ブランド初となるプレゼンテーションを採用。会場では、スタイリストの猪塚慶太がその場でスタイリングを組む"即興性"を重視した。藤田は「ランウェイでという思いはもちろんあったが、プレゼンテーションを初めて行ってみて可能性を感じた」とし、手応えがあったという。
 今後もパリは継続する意向で、「死ぬまでパリで」と話している。「パリで活躍している先輩方のアドバイスがあったからできたこと。ただ今後は先輩達が作った道とは違うサルバムなりの道を模索していきたい」。ビジネス面での課題は米国やアジアといった海外の卸先の拡大とし、「あと3シーズンが勝負所」と見通している。